事例

【事例】長期経営計画の明確化により主要取引先からの大口受注を獲得

企業概要

企業名:F社

業種:自動車部品製造業

従業員数:10名

課題

F社は自動車部品の製造を行っている企業です。F社はこれまで自動車部品メーカーのサプライヤーとして事業を行ってきましたが、数年前から主要取引先からの受注が減少傾向にあり、今後も既存製品の受注量は減少傾向にあるため、新たな仕事の受注が大きな課題となっていました。

実施事項

長期経営計画の作成

新規受注を獲得するに当たりF社が求められていたのは経営面での信頼性の獲得です。F社はリーマンショック以降財務状態が悪化傾向にあったため、取引先との取引を継続し、新規受注を獲得するためには財務健全化が必須となっていました。
そこで、当事務所ではF社社長とともに今後の改善計画(コストダウン計画)損益計画、資金計画を作成し3年間で財務を健全化させるための経営計画を作成し、F社社長に取引先に対して計画の説明をして頂きました。
また、一方で改善計画も着実に実行し、取引先の信頼を獲得するための実績も積み重ねていきました。

成果

F社社長が何度も取引先に足を運び、丁寧に計画の説明をして頂いた結果、取引先からは見事新たな受注を獲得することができ、損益も従来よりも大幅に黒字化させることに成功することが出来ました。
その後もF社では経営計画に基づき改善を順調に進められ、着実に経営体質の強化に取り組んでいます。