【MPメルマガ 第169回】<プレゼン編>第3部 話す技術その2 ~原稿って必要?~(解説)(2017年3月30日配信分)

こんにちはMPCの外山です。

最近IoT関係の仕事をしています。”IoT”とか”AI”とか”VR”とか最新技術の話が出てきて楽しいです。

ただその分これから色々と情報仕入れたり、勉強しないといけないこともたくさんあるんで大変なんですけどね…。

【プレゼンをするときの原稿について】

今週のテーマですが「プレゼンをするときに原稿は必要か?原稿は書いたほうがいいのか?」という話です。

最初に結論を言ってしまうと、私は原稿は要らないと思っています。というよりも、むしろ例外的な場合を除いて原稿は書かないほうがいいと思ってます。(ちなみに今週話している”原稿”とは、アナウンサーが読むような、台詞が書かれた原稿のことです)

で、私が原稿を書かない理由なんですが、次の3つです。

・原稿を覚えることで緊張が増すから
・不測の事態に対応出来ない
・話し方が不自然になるから

ひとつずつどういうことか説明していきますね。

【原稿を使って話すと緊張する】

今でこそ私はプレゼン前に原稿を書かなくなりましたが、実はサラリーマン時代までは真面目に原稿を準備してました。

QC発表会のときなど(メーカーだったのでこういうものがありました)は毎回真面目に原稿を書いていましたし、学生時代の就職活動の自己PRのときなども原稿書いて、その内容を覚えては発表をするということをしていました。

でもですね。このやり方をすると、プレゼン前に「原稿覚えてるかな?」とか「途中で覚えた内容忘れたらどうしよう?」ってことがやたら気になるわけですよ。で、それが原因でやたらと緊張し始める。

だったら、緊張の原因となる”原稿を覚える”ってことを止めればいいじゃん。ってことで、あるときから原稿を使わずにプレゼンすることにしました。(その代わり前回の最後に話したメモを使うことにしました)

最初はそんなやり方で上手くいくのか不安でしたが、やってみたら何とかなるもんです。原稿書いてたときよりも緊張度合いは減りました。

それに何より「原稿を書く・覚える」って時間を他のことに使えるようになったことが大きいです。資料のチェックに時間掛けたり、内容を練りこんだり、そういうことが原稿を使っていたときよりも
十分出来るようになりました。(これも緊張の原因を取り除いているってことですね)

【不測の事態に対応出来ない】

原稿を覚えて話をすると不測の事態が起こった場合に上手く対応が出来なくなります。

不測の事態って何なのかというと、一番は「覚えたことをど忘れする」ってことです。こうなるとパニックになってプレゼンがグダグダになります。ど忘れしても自分でフォローが出来ればいいですが、大抵こうなった場合は覚えたことを思い出すことに必死になって、フォローどころではなくなるはずです。

あと、覚えたことを話すってやり方は「覚えたことを思い出す」ことに必死になっているので、他の事に気が回らなくなります。

例えば、「話の途中の質問に答える」とか「トラブルを上手に処理する」とか「時間を調整する」とか、そういうことが上手く出来なくなります。

要は柔軟な対応が出来なくなるってことですね。(で、柔軟な対応が出来なくなる→柔軟な対応が必要な状況を恐れる→不安になる→緊張するってことになります)

【話が不自然になる】

原稿通りに話をしている人ってどこか話し方が不自然です。これは原稿を読んでいる場合はもちろんですが、覚えて話をする場合もそうです。

大抵、無機質かわざとらしいかどちらかです。とにかく、「その人の言葉じゃない感」がすごくあります。なので、印象に残らない。(不自然感は印象に残りますが…)

何て言うんですかね…。その人のキャラクターとか熱意とかそういうものが伝わり辛いと思うんですよね。

これは人それぞれ考え方が違うかもしれませんが、私は変に格好つけようとしているプレゼンよりも、たどたどしくても自分のの言葉で話をするほうが良いと思っているので、原稿は使わないです。

【原稿無しでどうしているのか?】

じゃあ、原稿なしでどうやって話しているのかというと、私はいつも手元に話す内容を書いたメモを持っています。

大体そこには、大まかな話の段取りと説明のときに使う事例あとは時間が書いてあります。どんな感じかというと…

1.●●についての話(15分)
・××の表の説明
・A社の事例の話

2.▲▲についての話(20分)
・▲▲の概要
・○○の話
・■■に言ったときの話(余談)

みたいな感じのメモがあります。これを話の区切りでチラ見しながら話をしているわけです。

で、聞いてくれている人の反応を見ながら、「時間調整のために、この項目削除しよ」とか「●●の話は15分の予定だったけど反応が良いから20分に変更して、代わりに▲▲の話を短くしよ」とかいうことをやっているわけです。

この方法のほうが原稿使って話すよりも緊張は少ないし、プレゼンとしてもこっちのほうが好評です。

最初のうちは少し大変かもしれないですが、慣れると意外と出来るので、もしよかったら試してみて下さい。

次回は大勢の前で話すときの視線の置き方の話でもしようと思います。

では・・・。

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