【MPメルマガ 第157回】<プレゼン編>第1部 事前準備その4 ~「例え話」の重要性~(解説)(2017年2月8日配信分)

こんにちはMPCの外山です。

今回タイトルは今週火曜日分の解説になっていますが、前回も書いた通り今回は2部構成でいきます。

前半部分は1月31日分「<プレゼン編>第1部 事前準備その3 ~ストーリーのパターン~」の解説、後半部分は2月7日配信分の解説です。

いつもより内容が多いので、出来るだけコンパクトにはしますが、長くなる恐れがあります。ご了承下さい。

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1月31日分「<プレゼン編>第1部 事前準備その3 ~ストーリーのパターン~」の解説

1月31日分ではストーリーのパターンの話をしました。
要は「こういう話の展開でいったら分かりやすいよ」って話です。で、その中で4つのパターンについて書きました。
●結論→理由パターン
●理由→結論パターン
●時系列パターン
●手順パターン

この4つです。

【結論→理由パターン】

最初に結論を言ってしまってから、「なぜなら…」って話を展開していくパターンです。

結論から始まって徐々に細かい理由の話になっていくので、ピラミッド型とも言われます。個人的には理屈でものを判断したりする人はこのパターンを好むと思います。あと、忙しい人とかに対してもこのパターンは使えます。最初に最も言いたい結論が出てくるので、あとは理由の部分を切ったりすれば、話す時間とか文章の長さを調整出来ますからね。

新聞記事なんかはこのパターンで書かれています。大体見出しが結論になっていて、その後読み進むにしたがって細かい話になってきます。

話が手っ取り早いので、私はこのパターンを好んで使いますが、ただ、デメリットとして話が無味乾燥なものになることがあります。ですので、感情に訴えかけてドラマチックに話を展開したいときはもう一つのパターンを使ったほうが良いです。

【理由→結論パターン】
さっきのパターンの逆です。経緯とか理由とか出来事の話から始めて、最終的に結論を出すパターンです。

日本人の場合はこのパターンのほうがなじみがあると思います。

感情重視の人はこのパターンのほうが受け入れやすいような気がします。細かい話から始めて、徐々に気持ちを高ぶらせてから最後にどーんと結論をぶつけるって感じですかね。

最後にオチをつけるので、ドラマチックに話は作れますが、ただ失敗すると話がまどろっこしくなります。あと、常に結論を意識していないと話があらぬ方向に向かうって可能性もあります。

この2つのパターンはどっちが良いってわけでもないので、状況によって使い分けられるようにしておいたほうが良いです。

【時系列/手順パターン】

ま、これはそんなに難しい話ではないので、簡単に説明を…。
要は、出来事を起こった順番若しくは行う順番に話をしていくやり方です。

単純なことですが、人間順序だてて話をするだけで話の理解度は急激に上がります。因果関係とかも推測しやすいですしね。

話が上手く無い人は結構時系列とかがごちゃごちゃになっていることがあるので、(要は思いついたことをそのまま話す)このあたりを改善するだけでも、プレゼンレベルはかなり上がります。

一応ここまでが1月31日分の解説です。

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2月7日分<プレゼン編>第1部 事前準備その4 ~「例え話」の重要性~の解説

今週分の解説です。

結論から言ってしまえば、「例え話を入れると話が分かりやすくなるよ」ってことです。

抽象的な話や難しい話ほど例え話を入れると良いです。人間自分が経験したこととか知っていることは理解が早いですが、
そうじゃないと、なかなか理解が進みません。

ですので、難しい話とかをするときは聞く人が知っているであろうこととか具体的な事例に置き換えて「例えば…」みたいな感じで例え話をすると分かりやすいです。

ちなみに私はこの例え話を多用します。というか、メルマガのほとんどは例え話です。例え話をなくしたらこのメルマガの内容なんてほとんど無いですよ(笑)

年末にやっていた江戸時代の話なんかは企画全体がフルで例え話でしたし、そもそも「物語」「解説」の2部構成になっているのも「物語で例え話をしたほうが分かりやすいだろう」って考えからですからね。

【どんな例え話をするのが良いのか?】

で、良い例え話をするときの大前提ですが、まず相手が知ってるであろうことに例えましょう。まあ、当たり前って言えば当たり前の話ですが…。

だからですね、プレゼンをする相手のことを知っておくってことはすごく重要なんですよ。相手のことが分からなかったら例え話も出来ないですからね。

私はセミナーとか研修のときに時々「●●について知っている方どれぐらいいますか~」みたいな感じで質問をぶつけたりすることがありますが、あれは相手の情報をリサーチしています。

例えば、「ゴルフをやられた方どれくらいいらっしゃいますか?」って聞いて6割方手が上がったとするとその後、ゴルフで例えた話をしたりすることもあります。いない場合とか、聞くタイミングが無い場合はしょうがないので、時事ネタとか日常生活に逃げます。

いずれにせよ、例え話をするときは相手に合った話をチョイスするのが大切です。

【脳みそフル活用?例え話】

私は簡単に「例え話をしましょう」って言ってますが、実はこれ結構大変です。

そもそも物事を何かに例える場合はその物事自体が自分なりに分かっていないと出来ないですからね。「あー、●●っていうのは要はこういうことか…、じゃあ、××と同じだね」って思考が出来て始めて例え話は出来ますからね。でも、その「要はこういうことか…」にたどり着くまでが大変なわけで…。

でもですね、逆に言えば例え話が出来るってことは、その物事を分かっているかどうかってことを判断する一つの指標にもなるわけです。

だから、プレゼンの機会が無くても、「このことを他のことに例えるとどうなるか」って考えることはいい思考トレーニングになりますし、情報や知識を自分のものにするってことに繋がると思います。(以前<情報編>で話した生米の理論の「米を炊く」ってことですね)

余談ですが、このメルマガを書くときも例え話を考えるのには結構時間が掛かります。「これってこの話に例えるとどうなるかな?」とか「この例えで伝わるかな?」とかいうことは常に考えています。

例え話を考えるってのは大変な作業ですが、それなりに自分のためになることも多いので、皆さんも是非やってみて下さい。

で、次回は実際に例え話を作るプロセス(頭の中で考えていること)の話をしたいと思います。

では・・・。

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