【MPメルマガ第306回】<プラットフォームビジネス編>世の中を変えてしまう新たなビジネス 第2部 ~プラットフォームの価値を生み出しているもの~(2019年8月28日配信分)

こんにちは、MPCの中の人です。

お盆過ぎたら若干過ごしやすくなってきましたかね?
とは言っても昼間はまだまだ暑いので油断禁物です。

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内山:「今回からプラットフォームビジネス編は後半戦ですね」

中の人:「はい。なので、タイトルも一応”第2部”ってつけておきました」

岡崎:「そういえば後半戦が始まるから今までの内容を復習してたんだけど、ちょっと気になることが出てきた」

内山:「気になること?」

岡崎:「うん。『プラットフォーマーって何をして付加価値を生み出してるのか』って思って」

内山:「ん?どういうことですか?」

【プラットフォーマーの価値を生み出しているもの】

岡崎:「例えば、製造業だと材料を仕入れて、材料を加工して、お客さんに納入するってプロセスで仕事をして、その中の『材料を加工する』って行為で付加価値を生み出してるだろ?」

内山:「そうですね」

岡崎:「そうやって考えるとプラットフォーマーは何をして付加価値を生み出してるのかって思って…。言い換えるとプラットフォーマーにとって『加工する』って行為に相当するのって何なのかなって思ってね」

内山:「それは『場を提供する』ってことじゃないですか?実際にプラットフォーマーは場を提供することでそこに出稿された広告料とか利用料で収益を得ているわけですし」

岡崎:「俺も最初はそう思ってたんだけど、なんかそれだとしっくり来ないんだよな…。場を提供するっていうけど、それって俺たちで言ったら工場を建てるとか、機械を準備するとか、技術者を雇うってことだろ?付加価値を生み出す前提条件は整えてるけど、それだけじゃ付加価値は生まれないだろ?」

内山:「まあ、そうですね…。場は準備してもそこで何らかの活動をしないと付加価値は生まれないですね」

岡崎:「そう。だけど、多くのプットフォーマーは直接付加価値を生み出す行為はしてないだろ?フェイスブックは記事を投稿しているわけじゃないし、YouTubeも動画を投稿しているわけじゃないし、ウーバーの社員がタクシーを運転しているわけじゃない…。なのにどこからともなく付加価値が生まれてみんな『便利だ!』って利用して収益が発生している…。どうなってるんだこれ?」

内山:「そう言われると不思議ですね、捉え方によっては魔法みたいに何も無いところから価値を生み出してるように感じる…」

中の人:「あの、その疑問ですけど、発想を転換したら解けますよ」

【プラットフォームの価値を生み出しているのは誰?】

岡崎:「発想の転換?」

中の人:「そうです。岡崎さんは大前提として『付加価値は会社の内部で生み出される』って前提で考えてますよね?会社内部の資源を使って、会社内部の活動で生み出されるって…」

岡崎:「うん。そうだな」

中の人:「まずそこが違うんです。プラットフォーマーの場合『付加価値は会社の外部』で生み出されています。外部の資源を使って、外部の活動で生み出されます。例えば、フェイスブックなら登録者という外部の人たちが自分達の活動を近況として投稿してくれます。そうすると、その情報に価値を感じる人達が集まってきます。YouTubeだったらユーチューバーとかがYouTubeと関係無いところで勝手に動画を作ってあげてくれます。そうすると、その動画に価値があると感じる人がYouTubeを利用します。ウーバーの場合も価値を生み出しているのはウーバーに登録しているドライバーです。エービーアンドビーも価値を生み出しているのは外部のホストさんたちです。すべてのプラットフォーマーが当てはまるわけではありませんが、プラットフォーマーの多くは付加価値を会社の外部の人に生み出してもらっています」

岡崎:「そういうことか。今まで付加価値は会社の内部で生み出すことが常識だと思ってたけど…」

中の人:「その常識を覆してしまったのが、プラットフォームビジネスというビジネスモデルです。今までの常識とは違うから正直分かりづらいです。私自身も分かっていない部分多いですからね。このシリーズをやりながら色々と知ろうとしているのが実情です」

内山:「今までの常識と違うビジネスモデルか…」

中の人:「だから、実はプラットフォームビジネスって言葉の定義自体もはっきりしていないです。色々な人が研究はしてますけど、体系的な理論とかはまだまだ整理途中って感じですかね」

岡崎:「なるほどな…だけど、体系的な理論がまだ整理されていないならお前これからの後半戦どうやって話するんだ?お前の独自理論でも話すのか?」

中の人:「まあ整理途中とは言いましたけど、参考文献とかが無いわけではないのでそれを参考にして話を進めていこうと思います。特に私が最近読んだ本だと英治出版から出てる『プラットフォーム革命 アレックス・モザド ニコラス・L・ジョンソン著』が参考になるので、後半戦はこれをベースに色々と理屈っぽい話を進めていこうかと思います」

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