【MPメルマガ第304回】<プラットフォームビジネス編>世の中を変えてしまう新たなビジネス その10 ~民泊プラットフォーム~(2019年8月7日配信分)

こんにちは、MPCの中の人です。

この時期恒例のお知らせですが、8月14日のメルマガ配信はお休みします。

次回は8月21日に配信しますので、宜しくお願い致します。

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岡崎:「おーい、中の人。ちょっと相談乗ってもらっていいか?」

中の人:「何ですか?お金なら貸しませんよ」

岡崎:「別にお前から金借りようなんて思ってねーよ!」

中の人:「じゃあ、何の相談ですか?色恋沙汰の話ですか??」

岡崎:「それも違う!あのな、実は俺の友達が都心部にマンション買ったんだけど、最近海外長期出張が決まって何か月か家を空けることになったんだ」

中の人:「ほう」

岡崎:「で、空けとくのも勿体ないから短期で貸し出せないかって相談されたんだけど、良い方法あるか?」

内山:「都市部なら民泊で貸し出したらどうでしょう?」

岡崎:「民泊かぁ…一時期話題になったな。だけど、民泊の貸し出しってどうやってやるんだ?」

中の人:「そんな人のためのプラットフォームありますよ」

【#11 民泊プラットフォーム ~エービーアンドビー~】

中の人:「ということで、今回紹介するのはエービーアンドビーです」

岡崎:「エービーアンドビー?何やってる会社なの?」

中の人:「ざっくり言うとネットを使った民泊の仲介です」

内山:「不動産屋さんと宿泊予約サイトを合わせたようなビジネスをしているって言ってもいいかもしれませんね」

岡崎:「なるほど。とりあえずイメージ掴むためにサイト見てみるわ…。エービーアンドビーだよな…。ん?このAirbnbってやつか?」

中の人:「ちょっと読みづらいですけど、それです」

岡崎:「どれどれ…。何?宿泊先を予約しましょう?とりあえず名古屋っていれとくか…宿泊日も仮で入れて…。お!何か出てきた。確かに宿泊予約サイトみたいだな。これ、人様の家なの?」

中の人:「そうです。中には宿泊施設として設計されている物件もありますけど、普通の家とかアパートとかを貸主さんが宿泊用に整備したものが載ってます」

内山:「これ使えばホテル感覚で簡単に宿泊の予約が出来ますよ」

岡崎:「設備とかの情報もあるし使い易そうだな」

中の人:「で、ここから予約をすると料金の一部がエービーアンドビーに手数料として入ります」

岡崎:「それが、収入源ってことだな。ところで、この貸主の人達はどうやって見つけてくるんだ?」

中の人:「それはサイトの右上を見れば分かりますよ」

岡崎:「右上?あ、”お部屋を掲載”ってボタンがあった。なるほど、貸主の人もこのサイトから登録するわけだな。ちょっと試しに押してみよう…。お?何か収入の見込みみたいなの出てきたぞ。なるほど、こうやって『これぐらい儲かりますよ!』って情報を提示することで貸主さんに登録を促してるんだな」

内山:「この収入見込みって市区町村レベルで結構細かく見れますよね?どうやって計算してるんだろ?」

中の人:「うーん。そこは分からないですね。細かい金額が出てくることから考えると、宿泊実績のデータから計算して出していると思うんですけどね…」

岡崎:「いずれにせよ。こうやって、宿の貸し借りの仲介プラットフォームを運営するのがエービーアンドビーのビジネスってことだな」

内山:「そういえば、エービーアンドビーって貧乏な若者が作ったって聞いたことあるんですけど」

中の人:「そうですね。創業メンバーが家賃を払うために自分の部屋を貸し出そうと考えたことがきっかけだったみたいです。で、その後『イベントとかあると宿が足りなくなるから、部屋の貸し出しサービス始めたら儲かるんじゃね?』って考えてビジネスにしたみたいです。最初のころは結構苦労したみたいで、駅で自分達でチラシ配りしたりしてたみたいですよ。エービーアンドビーと前回紹介したウーバーのことが書いてある本読んだんですけど対象的でした」

内山:「2つとも同じような時期に出来たんでしたっけ?」

中の人:「はい。立ち上げ時期がほぼ同じだし、エービーアンドビーの創業者とウーバーの創業者が仲良かったり、2社ともいろいろと問題を起こしたりでよく比較されます」

【民泊だけじゃない?エービーアンドビーのサービス】

岡崎:「なあ、エービーアンドビーのサイト見て思ったんだけど、『体験をホストする』って何だ?」

中の人:「あー、これは旅行者とかに対してアクテビティーを企画してそれを売るためのサービスですね」

内山:「ん?どういうことだ??」

中の人:「例えば、家庭のお母さんが『日本の家庭料理を体験する』ってイベントを企画してそこに人を呼んだりするためのサービスです。エービーアンドビーからしたら『せっかく来たんだから、泊まるだけじゃなくて、そこでしか体験出来ないことをやっていきなよ!それを出来るようにするサービスはうちが提供するよ!!』ってことだと思います。まあ、ある種のクロスセルですね」

岡崎:「宿っていう『モノ』だけじゃなくて、体験っていう『コト』の仲介もしているわけだな」

中の人:「そうです。特にエービーアンドビーの主なユーザーの外国人旅行者の人たちって、旅行で得られる体験をすごく重視しますからね」

内山:「確かに、外国人の方ってお土産とかよりもそこで得られる体験に価値を感じるって話聞いたことあります」

中の人:「私も昨年ニュージーランドに行ったときに現地の方に言われたんです。『日本人はモノにはお金を使うのに、どうしてアクティビティーとかの体験(コト)にはお金使わないんだ?』って。価値観違うんだなってそのとき思いましたよ。そもそも、エービーアンドビーのサービスが海外でウケてるのも『一般の家に泊まる体験が出来る』ってことが評価されているのかななんて思っています」

岡崎:「そうやって考えると、これからの日本の観光ビジネスって考え方変える必要もあるかもな。これまでは『外国人の方に喜ばれるお土産は…』みたいなモノ中心の発想だったけど、これからは『外国人の方が喜ぶような体験は…』みたいなコト中心の発想に変えていくとか」

内山:「観光に乗っかって僕ら製造業も何か出来るかもしれないですね。『日本製の製品がどうやって出来ているのかを体験する』サービスをやってみるとか…」

岡崎:「で、帰りに自分のところの商品買ってもらうとか?」

内山:「あ、それいいかも」

中の人:「コト売りだったら発想次第で色々出来そうですね。販路にはエービーアンドビー使えばいいですしね。使い方によってはこれからいろいろ出来そうなプラットフォームだと思いますよ」

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