【MPメルマガ第298回】<プラットフォームビジネス編>世の中を変えてしまう新たなビジネス その4 ~何でも簡単に買えるサービス~(2019年6月26日配信分)

こんにちは、MPCの中の人です。

先日旅行に行ったらテレビで「暴れん坊将軍」の再放送がやっていました。
「前にメルマガでも書いたな~」とか思いながら、なぜか最初から最後まで
見てしまいました…。

結構面白かった…。

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岡崎:「お前やっぱり変わってるな…」

中の人:「え?何がですか???」

岡崎:「その歳で時代劇見て面白いっていうやつなかなかいないぞ…」

中の人:「そうですかね~。ちなみに、先日BSでやっていた水戸黄門も見てしまいました」

内山:「完全に趣味嗜好がおじいちゃんじゃないですか…」

中の人:「水戸黄門とか分かり易くていいですよ。”爺さんがお供と徘徊して街にたどり着く”→”町人たちが困っている”→”悪い奴ら発見!”→”入浴シーンで中だるみを防止”→”爺さんと取り巻きが悪い奴らのところに乗り込んでボッコボコにする”→”この紋所が目に入らぬか!!”→”一件落着”。基本的にこのアルゴリズムで話が進んでいきますからね」

岡崎:「”話の流れ”を”アルゴリズム”って表現するな!黄門様はロボットじゃないぞ!」

中の人:「だけど、よく考えると水戸黄門って理不尽ですよね?」

内山:「何がですか?」

中の人:「だって、毎回悪い奴らを懲らしめるために暴力に訴えるじゃないですか」

岡崎:「そりゃ、悪い奴らは言っても聞かないから実力行使に出るしかないだろ」

中の人:「そう思うじゃないですか?だけど、水戸黄門の悪人たちって黄門様がの正体が分かるとひれ伏すんですよ。だったら、暴力に訴えずに最初から紋所出して権威を示せばいいじゃないですか?」

内山:「それだと悪人たちに罰を与えられないじゃないですか、悪い奴らなんだからきちんと罰は与えないと」

中の人:「だけど、紋所出したあとに『その方らには追って沙汰がある!』って言うんですよ。身体的に罰を与えた上に法的にも罰を与えるってどうなんですか?」

岡崎:「知らねえよ!早く今回の本題に入れ!!」

【#03 何でも簡単に買える巨大小売店 ~アマゾンドットコム~】

中の人:「ということで、今回はアマゾンの話です」

岡崎:「水戸黄門から唐突にアマゾンに話が移るってどうよ…」

中の人:「じゃあ、もう少し水戸黄門の話を…」

内山:「あ、そういうの要らないです…。これまでの話の流れからいくと、まずはアマゾンがどんな場を提供しているのかって流れになるんですけど」

中の人:「アマゾンは分かりやすいですよ『何でも簡単に買える場』です」

岡崎:「アマゾン本体のビジネスは典型的なECだから何やってるか分かりやすいよな」

中の人:「そうですね。皆さん1度は使ったことあるでしょうから説明不要ですね。ということで、今回はこれで終わっていいですか?」

内山:「いや…。そうすると、今回はアマゾンの話よりも水戸黄門の話の方が長くなってしまうので、もう少し続けましょうよ…」

中の人:「じゃあ、何でも簡単に買えるようにするために、アマゾンが何をしたのかという話をしましょうかね。まず、『何でも』の部分ですが、これを実現するためにアマゾンは『マーケットプレイス』というプラットフォームを作りました」

岡崎:「アマゾン以外の業者がアマゾンのシステムを使って販売する仕組みのことだな」

中の人:「そうです。何でも買えるようにするためには品揃えを豊富にする必要があるわけですが、いくらアマゾンといえども自社だけでは限界があります。だから、アマゾンは自社のシステムを他の業者にも開放して、アマゾン以外の会社もアマゾンのサイトで販売出来るようにしました。これがマーケットプレイスと言われるものです」

内山:「ネット上にアマゾンが運営する市場(いちば)を作ってしまったわけですね」

中の人:「はい。ネット販売をやりたい業者さんからすれば、ネット販売のシステムを構築する必要も無いし、アマゾンの集客力も利用出来るしってことで『こりゃ便利だ!』ってことで多くの業者さんがマーケットプレイスに参加しました。で、ユーザーはアマゾンのサイトを訪れれば何でも買えるようになり、アマゾンには出店者から手数料が入るようになった」

内山:「そうやってアマゾンは本屋から何でも売っている小売店になったわけですね」

中の人:「品揃えを豊富にしたアマゾンは『面倒無く買い物をさせる』ってことにもこだわりました」

岡崎:「『簡単に』の部分だな」

中の人:「そのために、アマゾンは自社のサイトに様々な機能を付けました。有名なのは1Click注文ですね」

岡崎:「ポチっとするだけで、買い物が出来る機能だな」

内山:「アマゾンダッシュも簡単にリピート買い出来るようにするための機能ですよね」

岡崎:「アマゾンダッシュ?あー、あの商品名が書いてあるボタンか。そういえば、もしあのボタン連打したらどうなるんだ?連打しただけ商品が届くのか?」

中の人:「いや、そこはボタン押したら確認メッセージが届きますし、重複注文は無効にする設定が出来るから大丈夫です」

岡崎:「ってことは、ピンポンダッシュみたいなことしても大丈夫ってこと?」

中の人:「まあ、確認メッセージが来た時にキャンセルすれば…。というか、なんでピンポンダッシュしようとするんですか…」

岡崎:「ボタン見たらやりたくなるじゃん」

内山:「簡単に買い物が出来ると言えば、おすすめ商品の機能もそうですよね?」

中の人:「そうですね。ユーザーから取得した膨大な購買データをAIで分析した結果をおすすめとして出すことで、欲しい商品を探す手間を無くしてますね」

岡崎:「ユーザーが商品を探す手間を無くすと言えば聞こえはいいけど、俺みたいにひねくれた人間はアマゾンが商品を買わせるための機能に思えるけどな…」

中の人:「まあ、否定はしません。アマゾンも商売ですから、それが大きな目的でしょうね」

内山:「アマゾンのおすすめ商品の機能に関しては、アマゾンのおすすめの商品に従って買い物をし過ぎるのも良くないって意見もありますよね?」

中の人:「アマゾンに限らず、AIとかの分析結果に従って行動していると、人間がテクノロジーに支配されるよって意見ですね。まあ、確かに私もプラットフォーマーの提案に何も考えずに従うのはどうかと思います。とは言え、便利なことには変わりないので、難しいところです…」

岡崎:「確かにな…」

中の人:「ということで、アマゾンに関してはまだまだ話したいことがあるんですけど今回の話はこれぐらいにしておきます」

岡崎:「アマゾンだけで、1シリーズやれるだろ?」

中の人:「はい。実際企画してましたしね。で、次回ですけど…」

岡崎:「リンゴの話だろ?」

中の人:「そうです。次回はおいしいリンゴの話をします!」

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