【MPメルマガ 第40回】時間の作り方・習慣の作り方 (2015年11月17日配信分)
こんにちは、MPCの外山です。
2か月間さぼっていた月レポを作成しました。今回より当事務所HP上にて公開します。(PDFでダウンロード出来るようにもしておきます)
今回の月レポのテーマは「部品共通化」です
月レポはこちらから→ https://masterplans.biz/?p=863
さて、定期メルマガの方ですが…
「いい加減に新シリーズ始めろよ…」とそろそろ言われそうですが、相変わらず今回も単発ネタです。(結構メルマガで言いたいこと書くの楽しいんですよ、許して下さい)
今回ですが、前回の最後でちょこっと話した「時間の作り方と習慣の作り方」について私なりのやり方を書きます。
【本読んだり勉強したりする時間をどう作るか?】
「どうやって本読む時間とか作ってるんですか?」
こんなことをたまに聞かれますが、私の場合、別に難しいことはしてません。何をやっているかというと…
『1日のスケジュールの中に「本を読むとか勉強する」という予定を入れています』
とりあえず、基本的な毎日のスケジュールを書くと
9:00~19:00 仕事
19:00~19:30 帰宅
19:30~21:00 夕食・風呂・その他ダラダラ過ごす
21:00~22:00 数学の勉強←ここ
22:00~23:30 読書1(ビジネス)←ここ
23:00~24:30 読書2(今は日本史)←ここ
こんな感じです。
イメージとしては、「誰々さんと食事」「飲み会」みたいに夜の予定を入れて、時間の枠を確保しています。
【習慣になれば大変じゃない】
こんな話を人にすると「大変じゃないの?」ってよく言われます。でも、あんまり大変だと思ったことはないです。なぜかというと「習慣」になっているからです。
例えば、お風呂に入ることを「いや~、毎日風呂入るの大変だな~」なんて思う人はいないですよね?あれと同じ状態です。要は習慣で「当たり前のこと」になっているので、あまり大変だとは思っていません。
逆に本読む時間とかが確保出来ないときは、「気持ち悪い、罪悪感を感じる」状態になります。(ある意味中毒症状ですよ、病気です病気(笑))
【大切なのは習慣を作ること】
で、「気持ち悪い、罪悪感を感じる」状態になると嫌ですから、強制的に時間を確保して本を読もうとします。だから、最初に話したようにスケジュールを組んで時間枠を確保しようとするわけです。
別にこれって特別なことでも何でもなくて
「お酒飲む人が毎日晩酌の時間を作る」
「タバコ吸う人が忙しくても喫煙所に行く」
「夜遅く帰ってきても、お風呂には入る」
っていう行為と同じことです。
重要なのは「どうやって時間を作るのか」ではなくて、「どうやって習慣を作るのか」ということです。我々は習慣が出来れば、勝手に時間を作るようになります。
「どうやって時間を作るのか?」という疑問には、「習慣を作りましょう!」と答えて終わり!ということで、今回のメルマガを終了しようと思いましたが、そうすると確実に「その習慣を作るにはどうするんだよ!」と誰かに怒られそうなので、ここからは、「習慣の作り方」について話します(笑)
【習慣を作るためのプロセス】
<STEP1 とりあえず目的を作る>
とりあえず習慣にすることの目的を決めましょう。「ダイエットのために毎日ウォーキングする」とか「資格試験のために勉強する」とか中身は何でもいいです。出来れば目標があるとベターです。
<STEP2 マイルールを作る>
自分の中でのルールを決めましょう。「毎日●●(項目)を▲▲(量)やる!」というルールですね。
ちなみに、私の場合は『15分ルール』というのがあります。「毎日何があっても最低15分は必ず読書か勉強をする」
というルールです。これは自分に課したノルマです。何があろうともこれを遂行するという(意気込みで)ルールを作りましょう。
<STEP3 定時定量で実行する>
ルールに基づいて「やる!」と決めたことを毎日同じ時間に(定時)同じ量(定量)実行して下さい。ここが最大のポイントです。「同じ時間に同じこと」をやるから習慣になるのであって、バラバラの時間にバラバラなことをやったらダメです。
ここで、「いや…でも忙しい日もあるから…」というのなら「量」を変更してください。(30分本を読むが無理なら→15分本を読むに変更です)
「でもそしたら効果ないんじゃ…」と思うかもしれませんが、関係ないです。今大切なのは「習慣をつくること」であって、「量」とか「効果」は後回しです。そもそも、習慣にならなかったらいくら量を増やしても効果はないですから。
で、これを「やらないと何となく気分が良くない」と感じるまで続けて下さい。
<STEP4 人に話す>
実行段階に入ったら、自分がやってることを人に話しましょう。それも1回で終わりではなく、度々話しましょう。相手は家族でも、友人でも同僚でも誰でもいいです。
結構このプロセスはハードル高いですよ。でもなんでこれをやるかというと…
「自分を追い込んで覚悟を決めるため」
です。人に話すことで「やらざるを得ない状況」に自分を追い込んでください。
あと、ここでは心理学でいう『自己実現効果』も狙ってます。(口に出して宣言したことは実現しやすい、っていうあれです)
ちなみに私がこのメルマガを書いている理由の一つがこれです。皆さんに色々と話すことで、自分自身を追い込んでいます。
【習慣を作るためのポイント】
①まずは形を作ることが優先
上のSTEP3でも書きましたが、まずは中身よりも形を重視しましょう。
②物理的な環境を作る
例えば、本を読むなら読む本をあらかじめ何冊か買って準備しておきましょう。「準備が出来ていないから…」という言い訳が出来ない環境を作っておきましょう。
③お金を使う
読書の習慣を付けたいなら「本は買う(借りたりしない)」
スポーツするなら「ウェアなどの道具を買う、スポーツジムの会員になる」
資格試験の勉強をするなら「講座などに申し込む」
など、少額でもよいので身銭を切りましょう。これを「続くかどうか分からないから…」ということで、お金を使わずにやろうとするとまず続きません。
④頑張り過ぎない
最初からあまり頑張り過ぎないことも大切です。あまり頑張りすぎると、「これだけ頑張ったから今日はいいだろ…」という甘えが出てくるので、最初は、ちょっとこれでは物足りないかな?と感じる「腹八分目」ぐらいに抑えておくことがポイントです。
⑤楽をしようとしない
「習慣化されれば大変じゃなくなる」とか「頑張りすぎない」とは書きましたが、だからと言って「楽をしよう」とかは考えないで下さい。
【会社組織でも同じこと】
ちなみに今回のテーマは「個人向け」で書いていますが、会社組織でも同じです。
しっかりした会社さんは組織として今回書いたようなことが出来ています。
なので、今後「会社の体制を強化したい」と考えられている会社さんは今回書いたことを参考にしながら、会社運営をされてはいかがでしょうか?
ということで、今回のメルマガは以上です。
では・・・。