【MPメルマガ 第216回】グローバル人材についての話 ~グローバル化≠語学力~(2017年10月3日配信分)

こんにちはMPCの外山です。

今回から単発ネタです。
今回から2回~3回程度は「これからの社会を担う人を育てるにはこういう教育をした方がいい」みたいな話をしていこうかと思っています。<人材育成編>の中で話をしようかと思ったのですが、話が大きすぎるので単発ネタでやることにしました。(<人材育成編>の番外編みたいな感じで読んで下さい)

ということで、今回は「グローバル人材」の話をします。

もう随分前から「グローバルに活躍出来る人材が必要」という話はされています。
まあ、誰もが聞いたことがある話だと思います。このメルマガの読者の方々の中にもご自身もしくはお子さんを「グローバルに活躍できる人材にしたい」って考えている方もいるかもしれません。

じゃあ、どうやったらグローバルな人材になれるのか?どんなことを学べばグローバルな人材になれるのか?今回はそんなことについて「一応外国語学部卒&海外に触れる機会がちょっと人よりも多かった」私が私自身の見解をお話ししていこうと思います。

【グローバル化≠語学力】

グローバルに活躍する人材を育てようとした場合にまず思うのは「語学力を身に付けよう(身に付けさせよう)」ということだと思います。世間一般で「グローバルに活躍するために語学力を鍛えましょう」ってよく言われていますからね。

が!私の考えでは、「語学力を付けただけではグローバルに活躍出来るようにはなりません」というよりもむしろ「語学力はあるに越したことはないけど、無いなら無いでなんとかなるもの」という考えです。

それよりも「他国の文化や習慣、価値観」「自国の文化や習慣、価値観」について学ぶ方がはるかに大事です。つまり、「話す言語ではなくて、話す中身の方が重要」ってことですね。

例えば、皆さんのところに「言葉は流暢だけど、物事を知らない外国人」と「言葉はあまり話せないけど、いろんな物事を知っている外国人」が来た場合どちらと仲良くなりたいですか?

その場限りの関係だったら言葉が話せる方が面倒くさくなくていいかもしれませんが、今後仲良くしていくのであれば、物事を知っている人の方がいいと思いませんか?

言葉の問題なんて身振り手振りや片言のそれっぽい単語を必死に並べればお互いに何を言いたいのかは何となく伝わりますし、今の時代”翻訳アプリ”でも使えば何とかなります。言葉なんて出来ないなら出来ないでコミュニケーションは取れます。「自分はこういうことを伝えたいんだ!」っていう考えさえあれば何とかなります。(海外に行ったことがある方は何となく分かりますよね?)

つまり何が言いたいのかと言うと、
「語学力を身に付ける前に、まずはその言葉を使って話す内容について学べ」
ってことです。

【小学校からの語学教育について物申す!】

語学教育の話と言えば、2018年から小学校での英語教育が始まりますね。で、この件に関して色々議論があるわけですが、私は正直「小学生からの英語教育なんて必要ない」って思ってます。

「必要ない」というか、厳密には「他に教えることあるでしょ?」って思ってます。そりゃ、グローバル人材を育てるために語学力を付けさせたいって考えは分かりますよ。実際に「話す能力」を身に付けさせようという指導方針も分かります。分かりますが…

語学力だけ身について、他のことを知らないってなったら意味ないんですよ。

英語教育入れるぐらいなら今の国語・算数・理科・社会にもっと時間を割くべきだとは思うんですが、まあ、もう決まったことなので仕方ないですね…。

あえて言うなら英語の時間に異文化の教育をしてもらえればと思います。

ちなみに私は自分の子供が出来たら(何年後?)、家では「この国ではなぁ…」とか「この国の人達はなぁ…」とかそういう話をしてやろうと思ってます。あと、私から「英語の勉強をしろ!」とは言う気はありません。本人がやりたきゃやらせますが。

ちなみに私は外国語学部卒で家庭環境も色々あったので、英語は多少ですが分かります。大学時代までは日・英・スペイン語の3か国語話せるということになってました。今は見る影もありませんが、一応マルチリンガルだったんですよ(笑)

そんな立場から見てみると、「グローバルに活躍するためにはまず語学力」っていう風潮に疑問を感じるので、今回のネタを書いてみました。

ということで、今回はここまでです。
次回は「文系・理系問題」についての話を少しします。

では・・・。

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