【MPメルマガ第315回】<物流編>世界を変えた魔法の箱 ~20世紀の大発明?~(2019年10月30日配信分)
こんにちは、MPCの中の人です。
さて、今回から新シリーズです。前回の予告通り、今回からはしばらくアナログなネタをやります。
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内山:「岡崎さんってお酒好きでしたよね?」
岡崎:「ああ、まあそこそこ飲むよ」
内山:「だったら良かった。これ、貰いものですけど良かったらどうぞ」
岡崎:「ん?これはウイスキー?良いのかこんな舶来品貰って??」
内山:「舶来品って…。明治時代の人ですか?良いですよ。親戚から貰ったんですけど、そんなに高いものじゃ
ないみたいですし。僕はあまり飲まないから岡崎さん飲んで下さい」
岡崎:「ありがとう」
中の人:「こんにちは~」
岡崎:「お、来たな。おい、どうだこの舶来品のウイスキー。良いだろ?早く飲みたいな~」
中の人:「舶来品って…。明治時代にタイムトリップでもしたんですか?」
岡崎:「お前もそれ言うか…」
内山:「でも、親戚の爺さんが言ってたんですけど、外国のお酒って安くなったみたいですね」
岡崎:「お酒に限らず輸入品全般がそうだよな」
中の人:「そうですね。安くなってもう舶来品って言葉はタイムトリップした人しか使わなくなりましたからね」
内山:「でも、何で安くなったんですかね?関税の関係とか??」
【20世紀の大発明】
中の人:「その影響も大きいと思いますけど、もう一つ重要な要因があります。実は20世紀後半にもの凄い大発明がされていたんですよ。ちなみに、2人は20世紀の大発明って言うと何を思い浮かべます?」
内山:「コンピューターとインターネット」
岡崎:「原子力」
中の人:「まあ、普通はそんな答えですよね。だけど、輸入品が安くなったのはそれらのお陰じゃないんですよね。もう一つの発明のおかげです」
内山:「そのもう一つの発明って何ですか?」
中の人:「『コンテナ』です」
内山:「コンテナ?コンテナって船とかトラックに積んであるあのコンテナですか?」
中の人:「そうです」
岡崎:「そういえば俺も聞いたことあるな、コンテナの発明で世界の物流が変わったって話」
内山:「コンテナってただの箱ですよね?そんなに凄い物なんですか?」
中の人:「凄いですよ。コンテナが登場したことで物流費が劇的に下がって、早くかつ安全に貿易が出来るようになったんですから」
内山:「コンテナの登場で何が起きたんだ?」
中の人:「そのあたりのことを今回のシリーズで話していきます。今回の話を聞いたらコンテナを見る目が変わりますよ。道路を走っていてコンテナを積んだトラックを見たら『ありがたや~、ありがたや~』ってなります」
内山:「何が起きたのか早く知りたい!もう前置きはいいから早く本題に入って下さい!!」
中の人:「分かりました。では、コンテナの凄さを知ってもらうために、まずはコンテナ登場前の物流の話から…。って、あれ?岡崎さん?岡崎さーん!!」
岡崎:「ZZZ…」
内山:「あー!僕があげたウイスキーもう飲んじゃってる!!」
中の人:「岡崎さんが寝てしまったので、続きは次回ですね」