こんにちは、MPCの中の人です。

インフルエンザが流行しています。私の周りでも感染者が増えていますので
皆さんもお気を付け下さい。

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中の人:「へっくしょん!」

内山:「あれ?風邪ですか?」

中の人:「ちょっと数日前から調子悪くて…」

岡崎:「おい、インフルエンザじゃないよな?やめてくれよ」

中の人:「あ、それは大丈夫」

内山:「病院行ったんですか?」

中の人:「いや、行ってないです。でも大丈夫」

岡崎:「じゃあ、何の根拠があって大丈夫って言ってるんだよ?」

中の人:「私は今まで30数年間インフルになったことないですからね。
      多分私には生まれつき抗体があるんですよ。どんな病気でも1%の人は抗体がある
      って言うじゃないですか。それですよそれ」

内山:「何を言っているのかよく分からない…」

岡崎:「とにかく、これ終わったらすぐに病院行って来い!お前は前にもノロウイルスで
    バイオテロ起こした前科があるんだからな!」
    ※中の人は数年前にノロウイルスを友人に集団感染させています。詳細はメルマガ第153回参照。

内山:「で、今回はどんな話ですか?」

中の人:「サウスウエストの従業員の人たちは他の会社と違った大きな特徴が
      あるので、今回はその話をしようと思います」

内山:「ほう…。どんな特徴ですか?」

【経営者目線で働く従業員たち】

中の人:「サウスウエストで働く従業員の人たちは、『ひとりひとりが経営者、事業主として働いている』と
      言われています」

内山:「経営者としてですか?」

岡崎:「会社に雇われているという感覚ではなくて、会社やお店を経営しているという感覚で
    働いているってことだな」

中の人:「そう。だから、彼らは『どうしたら自分は会社やお客様に貢献出来るのか?』って
      ことを常に意識しながら仕事をしている」

岡崎:「これってすごいことだぞ。俺もサラリーマンだった経験あるから分かるけど、
    会社に雇われているって感覚だと、どうしても自分の保身とか上司の視線が
    気になって内向きに仕事をしちゃうだろ?」

内山:「確かにそうですね。『面倒なことに巻き込まれたくない』とか『ことなかれ主義でいこう』って
    思って、ついつい消極的に仕事をしてしまいますね」

中の人:「それじゃ駄目だってことは分かってるんですけどね…。ついついやってしまいます。
      そして仕事がつまらなくなる…」

岡崎:「で、そういう従業員が増えてくると会社の雰囲気が悪くなって、業績も良く無くなってくるわけだけど、
    サウスウエストにはそれが無い」

内山:「なるほど。だけど、具体的にサウスウエストの従業員の人たちはどんなことをしているんですか?」

中の人:「では、少し事例を紹介しましょう」

【少しでも燃料費を節約するフライトしようとするパイロット】

中の人:「航空会社に限らず、運送業にとって燃料費っていうのは経営に大きな影響を与える要素です。
      サウスウエストのパイロットたちはこのことをよく自覚していて、出来る限り燃料を使わない
      飛び方をします」

内山:「燃料を使わない飛び方?出来るだけ短い距離のルートや高度で飛ぶってことですか?」

岡崎:「そう。まあ、それはパイロットなら皆やることなんだけど、サウスウエストはそれが徹底している。
    飛行機を飛ばすときには地上の管制官と交信して飛びたいルートや高度のリクエストをしながら
    飛ぶんだけど、サウスウエストのパイロットはそのリクエストがやたら多いらしい」

中の人:「常に上空の風向きとか考えながら『この条件ならこのルートが良いな…』って考えながら飛んでいるん
      でしょうね。でも、それだけじゃないですよ。空港の運営のことも頭に入れながら、一番早く着陸出来る
      滑走路もリクエストしたりする。混雑する滑走路に着陸するとなると、上空で順番待ちになりますからね」

内山:「それってかなり大変ですよね?」

岡崎:「うん。俺たちで言えば常に燃費を気にしながら車を運転させているのと同じだからな…。でも、
    サウスウエストのパイロットは『自分たちの操縦が経営に影響を与える』ってことが分かっているからそれが出来る」

【ホチキスを必ず返してもらおうとするカウンタースタッフ】

中の人:「細かい話ですが、カウンタースタッフのエピソードも面白いですよ。
      昔、サウスウエストのチケットカウンターのスタッフのところに他社の従業員がホチキスを借りに来たらしいです」

内山:「まあ、よく見かけそうな光景ですね」

中の人:「サウスウエストの従業員は快くホチキスを貸したのですが、その後の行動が面白いです」

内山:「何をしたんですか?」

中の人:「ホチキスを持った他社の従業員の後について行ったらしいです」

内山:「何でそんなことを?」

中の人:「サウスウエストの従業員はこんなことを言ったらしいです。
      『ホチキスが返ってこなかったらウチの会社が損をする。だから、きちんと返してもらえるように付いてきた』と」

内山:「他社の従業員の人はちょっと引いたでしょうね…」

中の人:「まあ、そうでしょうね…。だけど、この行動と発言って『少しでも経費を抑えよう』って意識がないと出来ないこと
      だと思うんですよね。細かいことですけど、こんなことからもサウスウエストの従業員の意識がうかがい知れます」

岡崎:「そういえばSeason1の時に”10分間ターン”の話しただろ?」

内山:「従業員が皆で協力して10分で飛行機を折り返せるようにしたって話ですね」

岡崎:「あれだって、10分間でターンさせることのメリットを従業員が経営者の視点で理解出来ていたからこそ
    出来たことだと思うぞ。経営者の視点でメリットを理解出来ていたから、無理難題も『何とかしよう』って
    知恵を出し合って対応出来た。俺はそう思うな」

中の人:「機内アナウンスもそうですよね。あれも経営目線でお客様のことを考えていないと出来ない」

内山:「なるほど~。だけど、どうしてサウスウエストは経営者としての意識を従業員に持たせることが
    出来たんですかね?ただ、口先で『経営者としての意識を持て!』っていってもダメですよね?」

中の人:「そこにはサウスウエストが採用したある制度の力があります。その話は次回しますね」

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