こんにちは、MPCの中の人です。

今回からMPメルマガリニューアルです!

前回お話ししたように、今回から企業のケーススタディーを中心に
話をしていきます。

栄えある(?)第1回目の会社はアメリカの「サウスウエスト航空」です!

では、どうぞ!!

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中の人:「祝!リニューアル!!ということで、今回からMPメルマガがリニューアルしました!!!」

岡崎:「何が”祝”なのかよく分かりませんが、とにかく今回から内容が変わります」

内山:「内容は変わりますが、私たちは今まで通り登場します!ところで、中の人。
    リニューアル後、最初に取り上げる会社はどこですか?」

中の人:「航空業界の異端児『サウスウエスト航空』です!」

内山:「おー、…って、サウスウエスト航空って何ですか?そもそも、どこの会社??」

岡崎:「経営の世界では超有名企業なんだけどな」

中の人:「そうです。私は株まで買ってました」

内山:「そうなんだ~」

中の人:「内山さんが『何ですか?』っていうのは想定の範囲内なので、今回は
      サウスウエスト航空がどんな会社かざっくり説明していきます」

【サウスウエスト航空とは】

中の人:「サウスウエスト航空はアメリカのテキサス州ダラスを本拠地とする航空会社です」

内山:「Oh テキサス!カウボーイがいるところですね!!」

岡崎:「まあ、カウボーイがいるかどうかは知らないけど…」

中の人:「The America!!!という地域です。いい意味でも、悪い意味でもアメリカと言えばテキサス!」

岡崎:「テキサスの紹介は要らないから、サウスウエスト航空の紹介をしてやれよ」

中の人:「あー、そうでした。えっと、サウスウエスト航空の創業は1967年。運行開始は1971年です」

岡崎:「航空業界では比較的若いよな?」

中の人:「そうですね。有名どころで言うと、アメリカのアメリカン航空の創業が1930年。同じくアメリカの
      デルタ航空が1929年創業。日本のJALとANAも1950年代前半に設立されていますから、航空業界
      では若いですね」

内山:「航空業界って老舗が多いんですね。最近はLCCも多く出来ているみたいですけど」

岡崎:「そのLCCの草分けがサウスウエスト航空」

中の人:「それこそ、LCCなんて言葉が一般的になるずーっと前からサウスウエスト航空はLCCと同じ
      低価格路線で勝負してました。サウスウエストからしたら『何を今頃”LCC”とか言ってるんだ?』
      って感じだと思いますよ」

内山:「へー、そうなんだ。LCCが一般的になる前からやっているなんて革新的な会社ですね。すごいな~」

岡崎:「そんなことで、驚いてもらったら困るな~。サウスウエストの凄さは最初のLCCってことじゃないんだよ。
    よし、中の人。説明してやれ」

【サウスウエストの凄さ】

中の人:「サウスウエスト航空の何が凄いか?まず『1972年依頼ずっと黒字』」

内山:「え?ってことは45年黒字ってことですか?」

岡崎:「そう。創業年だけ赤字だったけど、そのあとはずーっと黒字」

中の人:「そして、『利益率が高い』大体平均して15%の税引前利益率を出してます」

内山:「おー、優良企業」

中の人:「株価成長率も平均年率16%ぐらいだったと思います」

内山:「年率16%ってことは…。1970年代から持っていたら大金持ちですね」

岡崎:「そして、最大の凄さは『変化の激しいアメリカの航空業界でこれをやってのけた』ってこと」

内山:「アメリカの航空業界ってそんなに厳しいところなんですか?航空業界ってインフラ産業だからまったり
    したイメージがあるんですけど…」

岡崎:「そんなことは一切ない。環境変化は大きいし、アメリカは経営が悪化したら、
    どんなに大手でも『あ、そうですか。破たんしますか…』っていって平気で会社潰すからな。
    どこかの国とは厳しさが違うんだよ。
    よし、飛行機オタク。アメリカの航空業界がどれだけ環境変化が大きいか教えてやれ!」

【アメリカ航空業界の経営環境】

中の人:「内山さんがさっき航空業界を”まったり”って言っていましたけど、1960年代までは
      アメリカの航空業界もそうだったんですよ。当時はアメリカの航空業界の規制法があって、
      『新規参入規制』とか『国際線・国内線の運行棲み分け』とか『国内路線のテリトリー規制』
      なんかがあったんです。そのおかげで、アメリカには世界最大の航空会社が存在しました。
      それが、パン・アメリカン航空(通称パンナム)です」

内山:「ほう、昔はそんな感じだったんだ。日本と似てますね」

中の人:「それが1970年代に入ると環境が変わります。『航空自由化』です。これまで『あれはダメ、これもムリ』
      だった業界が『これからはユーたちの好きにやってね~。国はノータッチだから』ってアメリカ政府が方向性を
      変えたわけです。この流れの中で登場したのが、サウスウエスト航空です」

内山:「ということは、航空自由化はサウスウエストにとってチャンスだったわけですね」

中の人:「まあ、そうですね。ただ、規制の名残があって順風満帆とは行かなかったみたいですけど…。
      で、サウスウエストには結果的に良かった自由化ですが、アメリカ航空業界、もっと言えば世界の航空業界に
      大きな事件を巻き起こします」

内山:「何が起こったんですか?」

中の人:「世界最大の航空会社パンナムが経営破たんします。恐らく自由化の流れに対応出来なかったんでしょうね。
      自由化後業績がどんどん悪化して、事業を切り売りしたりしたんですが、1991年に経営破たんして消滅します。
      20年前は世界最大って呼ばれていたんですけどね」

岡崎:「世界最大だろうがなんだろうが、業績が悪くなったら消滅するっていうのがアメリカらしいな」

中の人:「大変な思いをしたのはパンナムだけじゃないですけどね…。で、パンナム破たんから10年後また試練が訪れます。
      今度は世界の航空業界全体に…」

内山:「10年後ってことは2000年代に入ってからですね。何が起こったんですか?」

中の人:「9.11同時多発テロです。この事件で航空需要が一気に落ち込みます。ユナイテッド航空・ノースウエスト航空・
     デルタ航空などのアメリカ大手航空会社はこれで経営危機に陥ります。スイスのスイス航空は倒産しました」

岡崎:「当時ニュースになってたよな」

内山:「そういえば、そんなニュース見たことがあるような…」

中の人:「災難はさらに続きます。2000年代半ばから原油価格が高騰を始めて、航空各社の収益を圧迫。
      そして、その後起こったリーマンショックが追い打ちを掛けます。2000年からの10年間は
      航空業界にとって地獄だったと思いますよ」

岡崎:「日本でもJALが破たんしたしな…」

中の人:「倒産したり、合併したりして有名だった会社が無くなりました。私が飛行機を追いかけていた小学生の時に存在していた
      会社のいくつかはもう存在しません。パンナムどころの騒ぎではないことが2000年代には起こりました」

内山:「そんな状況の中でサウスウエストはあれだけの結果を残し続けたんですか?」

岡崎:「そう。これって相当凄くないか?」

内山:「凄いです!何でそんなことが出来たんですか?」

中の人:「それをこれから毎週考えていきます。では、来週からリニューアル後の新シリーズ
      『<サウスウエスト航空>航空業界の異端児』本格スタートです!」

岡崎:「戦略、マーケティング、組織、オペレーションの観点からサウスウエストの凄さの秘密を
    探っていきますので、お楽しみに!」

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