こんにちは、MPCの中の人です。

最近仕事用に大きめのモニターとワイヤレスのキーボードを
買ったら仕事がサクサク進む気がします。

やっぱり仕事をするデバイスって大切ですね。

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内山:「う~」

岡崎:「どうした内山君?」

内山:「あ、岡崎さん。こんにちは。実はうちの会社今月色々と税金の納税を
    したんですけど、支払った金額見てみたら結構な金額になってて…」

中の人:「こんにちは~。あれ?内山さんが難しい顔をしている…」

松本:「こんにちは~。内山さん渋い顔してますね~」

岡崎:「実はな…」

中の人:「あ~、なるほど…。税金ですか。よくある話ですね」

内山:「まあ、毎年のことなんですけどね…」

松本:「節税と言えば、友人の会社は決算期になると利益が出過ぎないようにって
    ことで、色々と経費を使っているらしいんですけど、あれって意味あるんですか?」

岡崎:「まあ、税務署さんが損金として認めてくれるなら節税は出来るわな…」

中の人:「必要なものを買っているならいいですけど、要らないものを『節税出来るから』
      って理由だけで買っているなら本末転倒ですけどね」

松本:「本末転倒ってどういうことですか?」

【節税は何のためにするのか?】

中の人:「松本さん。節税って何のためにするのか分かりますか?」

松本:「それは出来るだけ納める税金を少なくするためですよね?」

岡崎:「じゃあ、何のために納める税金少なくするの?」

松本:「え?何でだろう…」

内山:「松本さん。それは手持ちのキャッシュを多くするためです。税金っていうのは
    現金で納めますからね。あまり納税額が多いと手持ちのキャッシュが少なくなっちゃうんです」

松本:「あー、そっか…。単純なことですね」

中の人:「で、節税したいからと言ってむやみやたらに経費を使うと、この目的が達成されなくなるんですよ。
      ちょっと例をあげて説明しますね」

【節税のためにむやみやたらに経費を使うとどうなるか?】

中の人:「ここに今期の利益が1000万円出そうな会社があったとします。仮に法人税等の税率が40%だったとすると
      1,000万円×40%=400万円の税金をこの会社は納めなくてはなりません」

松本:「はい」

中の人:「400万円も税金を納めたくないと考えたこの会社の社長さんは節税対策ということで、
      200万円の車を買うことにしました。ここでは説明を単純にするためにこの車の購入金額は
      全額今期の費用として計上出来るものとします。そうすると、車を買った後の利益はどうなりますか?」

松本:「車を買った分利益が減るから、1,000万円-200万円=800万円です」

中の人:「そうですね。そして、その800万円に対して税率が掛かるから、納める税金は
      800万円×40%=320万円になります」

内山:「節税効果は80万円ですね」

松本:「80万円も税金が安くなった!良いことじゃないですか!!これに何か問題が?」

岡崎:「納税額だけで見たら良いことのような気もするけど、実はそうじゃないんだな~」

松本:「そうなんですか?」

中の人:「節税した場合としなかった場合のキャッシュを比較すると分かりますよ。
      まず節税しない場合は…
      利益1,000万円-納税額400万円=600万円で600万円がキャッシュとして会社に残ります。
      次に節税した場合は…
      利益1,000万円-車の購入費200万円-納税額320万円=480万円で会社に残るキャッシュは480万円です」

松本:「あれ?もともとキャッシュを多くするために節税したはずなのに、節税した場合の方が残る額が少ない…」

岡崎:「車を買うことで支出が余計に発生してるから当然だな」

松本:「あ、そうか…。当然と言えば当然ですね」

中の人:「節税の目的を『手持ちのキャッシュを多くすること』と捉えていればこの理屈にすぐに気が付くんですけど、
      『税金を少なくすること』と捉えてしまうと、こういう当たり前の理屈も見落としがちになるので、
      気を付けないといけないです。もちろん、今回の車の例も本当に車が必要なら買えばいいですけど、
      必要もないのに無駄遣いするのはダメです」

【無理やり赤字にしてもろくなことは無い】

内山:「そうすると、決算期に『利益が出ると税金取られちゃうから…』って言って無理やり赤字にするのも良くないですよね?」

中の人:「そうですね。そういうことを続けているとキャッシュが残らなくなる=内部留保が少ない状態になるので、
      いざというときに困ることになります」

岡崎:「インチキしたらダメってことだ」

中の人:「とはいえ、別に節税自体を否定しているわけじゃないですからね。今回話したのは無理やりやるのはダメだってことで
     あって、真っ当な制度とかを利用してやる分には全く問題ありません」

岡崎:「実際、国や自治体も節税出来る制度を用意していたりするから、内山君も自分で調べたり
    税理士さんに相談したりして、利用出来るものは利用したらいいよ」

内山:「そうですね」

岡崎:「ところで、今回の会計編も長いことやっているから、そろそろ一旦区切りを付けてもいいんじゃないか?」

中の人:「そうですねぇ。実は、まだ次のシリーズネタが決まってないですが、来週あたりで一旦終了しても
      いいかもしれませんね。ちょっと1週間考えます」

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