こんにちは、MPCの中の人です。

先週はGWでお休みしました。
(予告を忘れていました。すみません…)

まだ、連休モードかもしれませんが、今週から頑張りましょう!

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内山:「GWはどんな感じでしたか?」

岡崎:「俺は家でゆっくり」

中の人:「私も同じですね。近場に買い物行ったりとかそんな感じです」

松本:「僕もお二人と同じ感じです」

内山:「実は僕も家でゆっくりしてました。4人揃って同じ感じでしたね」

岡崎:「まあ、GWなんてそんなもんだよな…」

【キャッシュフロー計算書って見たことある?】

岡崎:「さて、今回からは『キャッシュフロー計算書』の話をしていくわけだけど、
    その前に質問。キャッシュフロー計算書って見たことある?」

松本:「見たことないです。だからどんなものか見当もつかないです」

内山:「実は僕もあまりちゃんと見たことないんですよ…。中小企業の場合は
    PLとBSは決算書の中に入っているから馴染みはありますけど…」

岡崎:「まあ、そうだろうな…。とりあえず、今回はキャッシュフロー計算書が
    どんなものかイメージするために、まずは実際の書式を見てみるところから始めようか。
    どこでもいいから、上場企業のHP開いてみて」

松本:「えっと、じゃあ有名どころでT自動車を…」

岡崎:「そうすると、どこかに『投資家情報』みたいなページがあって、その中に『決算報告』みたいな
    ページがあるはずだけど…」

内山:「あ、ありました」

岡崎:「そこに『決算短信』ってファイルあるでしょ?それ開いてみて」

松本:「これだな。開きました…。うっ…。文字ばっかり…。これ何ですか?」

中の人:「上場企業が投資家の人に自社の財務状況を報告する資料です。早い話が決算書です。別に読まなくていいので、
      資料をざっとスクロールしていってみて下さい」

松本:「あ、PLとBSが載ってる。で、さらに下にいくと…。ありました、キャッシュフロー計算書って書いてある書類が」

岡崎:「何が書いてあるかさっぱり分からないでしょ?」

内山:「はい。ほぼ呪文ですね…。『営業活動に関するキャッシュフロー』『投資活動に関するキャッシュフロー』
    なんじゃこりゃ?」

中の人:「そういうと思ったので、基本的なキャッシュフロー計算書の読み方から解説します」

【営業活動に関するキャッシュフロー】

中の人:「キャッシュフローとは企業の現金の流れのことです。ということは、キャッシュフロー計算書というのは
      この現金の流れを書類に表したものです。ここまではいいですよね?」

松本:「はい」

中の人:「キャッシュフロー計算書では、この現金の流れを『営業活動』『投資活動』『財務活動』の3つに分けて
      表します」

内山:「ほう…」

中の人:「この中で一番重要なのは『営業活動に関するキャッシュフロー』です。
      これは『本業でどれだけの現金を稼いだのか?』ってことを表しています」

松本:「PLの『営業利益』と同じようなものですか?」

岡崎:「まあ、ざっくり言うとそういう感じだな」

内山:「ということは、営業活動に関するキャッシュフローの金額がマイナスになっていたら本業で現金を
    稼ぐことが出来ていないということですね?」

中の人:「そうです。だから営業活動に関するキャッシュフロー…、面倒なのでここからは営業CFがマイナス
      の状態っていうのは非常にまずい状態です。前回黒字倒産の話をしましたが、営業CFが赤字の会社は
      黒字倒産のリスクがあります逆にPLが赤字でも営業CFが黒字なら当面は何とかなります」

岡崎:「細かい話は置いといて、とりあえず『営業CFは黒字であるべき』って覚えておいて」

【投資活動に関するキャッシュフロー】

松本:「じゃあ、その次の『投資活動に関するキャッシュフロー』っていうのは何ですか?」

岡崎:「これは設備投資とかでどれだけ現金が出入りしたかを表してる。例えば、土地や設備を買ったりすると
    その分会社からお金が出ていくことになるから、投資CFはマイナスになる」

中の人:「逆にそれらを売るとお金が入って来るから投資CFはプラスになります」

松本:「なるほど…。投資CFも黒字の状態がいいんですか?」

中の人:「いや、理想的にはここは赤字の方がいいですね」

内山:「何でですか?」

岡崎:「投資CFが赤字の状態っていうのは、投資をしたから赤字になるんだ。
    言い換えると、『将来への投資がしっかり出来てる』ってことを表してるんだ」

中の人:「優良企業なんかは大抵ここは赤字になってます」

内山:「ああ、なるほど。ってことは投資CFが赤字ってことは将来への備えがしっかり出来てるってことを
    表してるんですね」

中の人:「そうです。だから、しっかりやるべき投資はして投資CFは赤字になることが理想です」

【財務活動によるキャッシュフロー】

岡崎:「最後に『財務活動によるキャッシュフロー』だけど、これは借入に関する現金の出入りを表している。
    もし銀行からお金を借りたらその分現金が入って来るから財務CFはプラス。逆に返済したらマイナスになる」

内山:「ということは、ここも赤字の方が良い?」

中の人:「うーん。そこはケースバイケースですね…。例えば、借入が多い会社の場合は赤字のが良いでしょうけど、
      会社によっては投資をするために借入をしたってことも考えられるので、一概には言えないです」

松本:「そういうもんなんですね」

岡崎:「そして、『営業』『投資』『財務』のそれぞれの数字を合算したものが、最終的なキャッシュフローになる。
    キャッシュフロー計算書では『現金及び現金同等物増減』って書いてあるかな」

内山:「これは黒字の方がいいんですよね?」

岡崎:「そうだね。黒字になっていれば、投資をして、借入金を返してもまだ現金が残ってるってことだからね」

【フリーキャッシュフローの話】

中の人:「岡崎さん。FCFにも触れておきます?」

岡崎:「あー、そうだな…。言葉だけは知っておいてもらおうか」

松本:「FCF???」

中の人:「フリーキャッシュフローと言う言葉があってですね。これは『会社が自由に使える現金』って意味です。
      計算式としては『営業CF+投資CF』です」

岡崎:「簡単に言うと、投資も含めた必要なお金を払った後に残ったお金ってことだな。
    厳密に言うと、もし定期的に元本支払いをする借入をしていた場合はその支払額も引かないといけないと思うけど…。
    FCFに関してはそれを貯金してもいいし、追加投資の源泉にしてもいいし、借入金の繰り上げ返済に
    使ってもいいし、ボーナス弾んでもいいし…。とにかく自由に使えるお金ってことだな」

中の人:「ちなみに、高度な財務の話になってくるとFCFが重要になってくるんですよ。ここでは話しませんけど…。
      とにかくフリーキャッシュフローなる言葉があるんだなって覚えておいて下さい」

内山:「分かりました。でもキャッシュフローの計算。特に営業CFの計算ってややこしそうですね…」

中の人:「そのあたりの話は次回しますので、お楽しみに」

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