こんにちは、MPCの外山です。

もうすぐGWですね。皆さんご予定はありますか?
私ですか?私はノープランです!

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岡崎:「もうすぐGWだけど皆は何するの?」

松本:「僕は近場で過ごそうかと」

内山:「僕はまだ未定です。岡崎さんは?」

岡崎:「ん?俺か?俺は家」

中の人:「さみしい答えが返ってきましたね…」

岡崎:「さみしいって言うな!そういうお前はどうするんだよ???」

中の人:「まあ、私も遠出はしないかと…。基本的に”連休遠出しない主義者”なので」

岡崎:「偉そうなこと言ってるけど、俺と同じじゃね~か」

松本:「今回からキャッシュフローの話ですよね。ここまでの流れだと超重要なことのような気がするんですけど…」

岡崎:「うん。超重要」

中の人:「そして今回は前回松本さんが疑問に思っていた『資金繰りが悪化したら最終的にどうなるか?』という
      質問にも答えます」

【会社が潰れるとき】

岡崎:「キャッシュフロー云々の難しい話をする前に、今回はなぜキャッシュフローなるものが重要なのかと
    いう話をしておこう」

中の人:「さて、まずは質問です!『会社が潰れるのはどんなときですか?』言い換えると
    『何が起きたら会社はつぶれますか?』ちなみに、『経営者の人が会社閉めるって決めたとき』とか
    『後継者がいないとき』って回答は無しです」

松本:「意外と難しい質問ですね…。そうだな~、赤字が続いたときですか?」

岡崎:「世の中には連続して赤字を出し続けても事業継続出来てる会社さんはたくさんあるぞ」

松本:「じゃあ、負債の額が多くなりすぎて債務超過になったとき」

中の人:「債務超過の状態でも事業を続けてる会社さんはあります。確かに債務超過の状態が続くと良くはないですが、
      債務超過=倒産にはなりません」

松本:「そうすると、会社何とか法とか民事何とか法を申請したときですか?この前テレビでやってましたけど」

岡崎:「会社更生法と民事再生法のことだな」

中の人:「確かに破産法、会社更生法、民事再生法の摘要を受けると法的には”倒産”とされます。
      ただし、これは会社が潰れた(潰れる状態になった)結果として法的なけじめをつけるために
      やることであって、これらの法律の摘要を受ける=潰れるというわけではないです。
      今聞いてるのは、どうしてこれらの法律の摘要を受けなけばならないかということです」

内山:「松本さん。もっとシンプルに考えて下さい。僕も最初は悩みましたけど、『え?そんなこと??』
    っていうのが答えです」

松本:「うーん…」

中の人:「CASH!」

松本:「キャッシュ?」

岡崎:「そう、キャッシュ!つまり現金だ!いいか?『現金が無くなった瞬間に会社は潰れる』
    これ、めちゃくちゃ重要なことだから絶対に覚えておけ。今までの内容は全部忘れても、これだけは忘れるなよ」

中の人:「逆に言えば、何年も赤字の状態だろうが、債務超過に陥ろうが、現金さえあれば会社は潰れないんです。
      もちろん赤字が続けば会社の現金が徐々に無くなっていずれはゼロになるだろうし、
      債務超過になれば信用状態が悪化して資金調達が出来なくなるので、いずれは現金がなくなってしまうわけですが…」

松本:「確かに単純なことですね…」

中の人:「ちなみに今の質問~現金って答えまでのやり取りは私が読んだ経営学の本をやりとりをパクって若干のアレンジを
      加えたものです。何の本だったかは忘れましたけど、その本にはハーバードだったかスタンフォードだったかの
      超一流大学の大学院での教授と学生のやり取りが書かれてましてね…。
      で、その中で教授がある会社の事例を出して『この会社はもうすぐ潰れそうだけど、何故か?』って質問を学生にするわけです」

内山:「ハーバードやスタンフォードの学生ならすぐに答えられそうですね」

中の人:「いや、それが答えられなかったらしいです。みんな『ビジネスモデルがどーたら…』とか『この財務指標が良くないから…』
      とか小難しい答えを返してきたらしいんですよ。で、答えが返ってくるたびに教授は『違う!』って何度も言って
      最後に黒板に大きな字で『CASH!』って書いたらしいです」

松本:「ということは、その事例の会社は現金が無くなりそうだったということですか?」

中の人:「そうです。で、教授は学生に『現金が無くなったら会社は潰れるんだ!単純なことだが絶対に忘れるな!!』って
      学生に言って話は終わるんです。もちろん学生さんはそんなことは百も承知のはずですけど、当たり前過ぎて
      見落としてたんでしょうね」

【黒字倒産という現象】

岡崎:「では、2つ目の質問です。松本君。資金繰りが悪化すると最終的にどうなりますか?」

松本:「はい。資金繰りが悪化すると最終的には現金が無くなるので、会社は潰れます」

岡崎:「正解!」

内山:「松本さん。現金が無くなったら会社が潰れるってことは『黒字経営でも会社は潰れることがある』ってこと
    なんですよ」

松本:「そんなことがあるんですか?」

中の人:「それがあるんですよ。ちなみに東京商工リサーチの調査だと倒産企業のほぼ半数が黒字倒産しているらしい」

松本:「何でそんなことが起きるんですか?」

岡崎:「まあ、色々な要因はあるけど、典型的なパターンは…。
    経営が好調→イケイケで業務拡大、設備投資!→想定よりも売上が伸びない→使った分のお金が回収出来ない
    →現金が不足する→仕入等の運転資金が必要なので銀行に融資を頼む→融資を断られる→現金が底をつく
    って感じかな。何が恐ろしいって黒字倒産する会社はこの流れが1年以内で起こるってこと」

松本:「黒字倒産を防ぐためには何をすればいいんですか?」

中の人:「まずは現預金を持っておくことです。大切なのは”現預金”です。たまに『資産があるからいい』って思われてる方も
     いますけど、違います!固定資産なり在庫なりが明日にでもすぐに現金化出来るなら話は別ですが、通常は
     そうではないので、まずは現預金を充実させて下さい。現預金が無いのに『資産があるから大丈夫』って言われても
     私はそれを”良い”とは判断しません」

内山:「ちなみにどれぐらい現預金は持っておけばいいですか?」

中の人:「売上高の1.5ヶ月分~2ヶ月分は欲しいところです。まずはこれを1つの基準として下さい」

松本:「他には何をすればいいですか?」

中の人:「あとは損益と同じようにキャッシュフローの管理もするってことですかね。中小企業だとまだ一般的ではないですが、
      B/S、P/Lと合わせてキャッシュフロー計算書も作るっていうのが世の流れです。というか、私は作らないといけない
      と思ってます」

内山:「だけど、皆さんそんなもの作ってないですよね。見たこともなければ、名前すら聞いたことがない人も多いんじゃないかな?」

岡崎:「損益計算書とかと違ってすごいややこしいからな…。あと、作るためにはそれなりの前提知識が必要。
    このシリーズで減価償却費の話とか在庫の話を先にしたのも、最低限その2つが分かってないと訳が分からなくなるから」

内山:「ということは、次回からは…」

中の人:「そのややこしいキャッシュフロー計算書の話をします!」

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