こんにちは、MPCの中の人です。

ヒノキ花粉症が発症しました…。
今まで他人事だったのに…。

ということで、鼻をむずむずさせながら今週もいきます。

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内山:「うわ~!やめろ~!!来るな~!!!」

岡崎:「おい…。内山くん…。…起きろ…」

内山:「はっ…。夢か…」

松本:「大丈夫ですか内山さん?」

中の人:「ずいぶん凄い夢を見ていたようですね?」

内山:「夢の中で請求書を持った鬼と、預金通帳を持った鬼に
    『お~い!金払え~!!』って追いかけられてました…」

岡崎:「どんな夢だよそれ…」

中の人:「経営者なら一度は見ると言われている”資金繰り地獄”の夢ですね…
      大体月末付近や5・10日付近で見ることが多いようです…」

松本:「”資金繰り地獄”恐ろしい…」

中の人:「ということで、今回は在庫と資金の関係の話です」

【在庫が増えると資金繰りが悪化するってどういうこと?】

松本:「前回は在庫と利益の関係の話でしたね。で、僕が『期末在庫を延々と作り続けて
    利益を水増ししたらいいんじゃないですか?』って話をしたら、社長と中の人に
    『そうすると地獄がやってくる』って言われて話が終わりました」

岡崎:「うん。そうだったね」

松本:「資金繰りの悪化は地獄だってことは、今日の内山さんの様子を見ても分かるんですけど、
    在庫が増えるとどうして資金繰りが悪化するんですか?」

岡崎:「話を単純にするために、八百屋さんの例を使って説明をしよう。
    ここに八百屋さんがあるとします。この八百屋さんは毎日”野菜を仕入れる→店頭に並べる
    →お客さんが買っていく”という流れで商売をしています」

松本:「非常にシンプルですね」

岡崎:「そう。非常にシンプル。で、八百屋さんのお金の流れはどうなっているのかというと、
    野菜を仕入れたときにお金が出て行って、お客さんが買ってくれたときにお金が入ってきます。
    で、入ってきたお金を使ってまた次の仕入れをします。この流れを通帳風の図にするとこんな感じ…
    
前日繰越:残高 10,000円
大根2本仕入れ:(支出)1,000円: 残高 9,000円
大根2本売上:(収入)1,200円:残高10,200円
翌日繰越:残高  10,200円
翌日仕入れ:(支出)1,000円:残高 9,200円

※罫線を使用すると文字ずれを起こすので、コロンを使用して罫線を表現しています。少々見づらいかもしれません…。

 『この八百屋さんは1日に大根2本しか売れないんですか?』っていうツッコミは無しな
    あと、『1本600円の大根ってどんな大根だよ!』っていうツッコミも無しな」

中の人:「その日の朝に仕入れた大根がその日のうちに売れれば、つまり大根の在庫がなければ
      このような流れになります」

松本:「はい。分かります」

岡崎:「こうやって八百屋さんが在庫を持たずにその日に仕入れたものをその日のうちに売るという
    商売をしていれば、資金繰りには何の問題もない。でも、仮にこの八百屋さんが
    『最近大根ダイエットブームらしいな…。よーし、だったら在庫抱えてでも大量に売ったろ!』
    と思って次の日から大量に在庫を抱え出したらどうなるか…」

内山:「大根ダイエットなんてあるんですか?」

岡崎:「知らない…。まあ、そこはどーでもいいや。話を元に戻して、さっきと同じように通帳風の図を
    書くとどうなるかというと…

前日繰越 :残高10,000円
大根10本仕入れ:(支出)5,000円:残高 5,000円
大根5本売上:(収入)3,000円:残高 8,000円(売れ残った5本は在庫)
翌日繰越:残高 8,000円
                       
    松本君。これ見て何か気が付くことない?」

松本:「えっと…。残高が少なくなっちゃいましたね」

岡崎:「そう。在庫を抱えた分だけ手元の現金(=残高)が少なくなった。手元の現金が少なくなる=
    資金繰りが悪くなるってことだな」

松本:「なるほど、在庫になった分だけ売上としてお金が回収出来ないんだから資金繰りは悪くなりますね。
    こうやって考えるとすごくシンプルな理屈ですね」

中の人:「そうです。『在庫と資金の関係』なんていうと難しく感じますけど、実際はそんなに難しく
      無いんですよ。ちなみに私はこの理屈を自らの体験で大学生のときに学びました…」

内山:「え?何その話???」

中の人:「あれ?この話して無かったでしたっけ???私大学生のときに小遣い稼ぎでヤフオクでミニカーとか
      フィギュア仕入れて、イーベイで海外に売ろうと試みたんです。で、バイトで稼いだ資金を投資して
      ミニカーとかフィギュアを買うわけですけど、一向に売れないんですよね…。部屋に在庫が溜るのみ…。
      『これなら売れそうだ!』って思っても在庫してて資金が少なくなってるから新しい買い付けも出来ない…。
      そんなこんなで、『駄目だこりゃ』って思って止めました。資金力もないのに在庫をしたらいかんって
      身を持って学びましたよ」

岡崎:「お前、そんなことしてたのか…」

内山:「なんか小学生のときも何かやらかしてましたね…。で、売れなかった在庫どうしたんですか?」

中の人:「即捨てました。部屋にある大量の美少女フィギュアと一緒に生活するのも抵抗があったので…」

松本:「噂には聞いてましたけど、色々変わったことしてたんですね…」

中の人:「私の経験談はこのぐらいにして、松本さん、今回の話で利益を水増しするために
      在庫を作り続けたらどうなるかはもう分かりましたよね?」

松本:「はい。目の前の利益は出るかもしれませんけど、資金繰りはどんどん悪化しますね。
    だけど、資金繰りが悪化すると最終的にはどうなるんだろう???」

岡崎:「それはな…」

中の人:「岡崎さん。その話は次回しましょう。キャッシュフローの話と合わせて」

岡崎:「うん。そうだな」

松本:「おー、いよいよキャッシュフローの話が出てくるのか」

岡崎:「ところで、内山君。夢まで見るって君のところ資金繰り大丈夫か?」

内山:「あ、大丈夫です。鬼が持ってたのは僕の携帯の請求書と僕の個人の通帳だったので…いや~、先月スマホゲームで課金しすぎちゃって今月の携帯料金がすごいことになってるんですよね…。おかげで僕のお小遣いが無くなりそうです…、嫁に追加で小遣いせびったら怒られるし…だけど、今月苦しい。どうしよう…」

岡崎:「リアルで鬼の顔した嫁が現れる日も近いな」

中の人・松本:「そうですね」

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