こんにちは、MPCの中の人です。

今週も木曜配信になってしまいました…。

出来るだけ水曜配信にしたいのですが、なかなか…。

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中の人:「前回冒頭の挨拶でやらかしました…」

内山:「え?何が???」

中の人:「『こんにちは、MPCの~』の後の部分です」

内山:「あれ?そうでしたっけ?…。あ、本当だ。正体明かしちゃってる」

岡崎:「まあ、どうでもいいけどな、そんな茶番は…」

中の人:「それはそうなんですけどね。まあ、いいや、じゃあ、今週もいきましょうか」

【変動費と固定費を分ける理由】

岡崎:「前回は変動費と固定費の話をして、最後に変動費と固定費を分ける理由を
    少し話したわけだけど、覚えてる?」

松本:「えっと、変動費と固定費を分けるのは”なんちゃら利益”を出すためでしたよね?
    何利益だったけなぁ…。何か小難しい名前が付いていたと思うんですけど…」

内山:「『限界利益』ですね」

松本:「そうそう。『限界利益』だ。でも、限界利益って何ですか?」

岡崎:「何だと思う?」

松本:「え?何だろう???”限界”って言葉が入ってるから、『ウチの会社はこれが”限界”です!』
    って利益のことですか?これ以上は稼ぐことが出来ない利益、みたいな…」

岡崎:「ブー!違います。スーパーひとし君ボッシュ―ト!」

内山:「久しぶりに出ましたね、スーパーひとし君…」

【限界利益とは…】

松本:「僕は普通のひとし君人形賭けたつもりなのに、スーパーひとし君が持って行かれた…」

中の人:「このメルマガでは、クイズに不正解すると強制的にスーパーひとし君が没収されるルールになっています」

松本:「何その理不尽なルール…。って、そんなことはどうでもいいです。限界利益が何なのか教えて下さいよ」

岡崎:「えっと、教科書的な表現で言うと『売上が1単位増えるごとに増える利益』ってこと」

松本:「何か分かったような、分からないような…」

岡崎:「例えばさ、八百屋さんが大根を1つ売ってる場面を想像してみるといいよ。
    八百屋さんが、大根1本を100円で売りました。で、大根1本売ったらその分仕入れなきゃいけないから
    問屋さんに仕入れ代金80円を支払いました。そうすると、八百屋さんの手元に残るのは20円だよね?
    この20円が限界利益です」

松本:「ということは、大根10本売ったら限界利益は200円ってことですか?」

岡崎:「そういうこと。計算式は『売上高-変動費』っていう計算をする。で、この限界利益だけど、
    何に使うのかというと『固定費が回収出来ているのか?』という判断材料に使う」

松本:「ほう…」

岡崎:「例えば、さっきの八百屋さんの例で言うと、八百屋さんが大根10本売って200円の限界利益を
    稼ぎ出したとする。そうすると、次はこの八百屋さんはこの200円を何に使うと思う?」

松本:「え?何だろう…そうだな~。例えば、従業員さんがいたら従業員さんの給料に使うんじゃないですか?」

岡崎:「そう。他にも、電気代払ったり、お店が賃貸だったとしたら家賃の支払いに使ったりするよね。
    つまり、『限界利益を固定費の支払いに使う』ってことだね」

松本:「ああ、そうか。ってことは、限界利益を『固定費の支払いに充てるための利益』って考えても
    いいですか?」

岡崎:「うん。それでいいよ。で、限界利益>固定費になっていれば、固定費を回収しても
    さらにお金が余るわけだから、営業利益は黒字ってことになるね」

【損益分岐点売上高】

松本:「そうすると、限界利益=固定費なら損益はプラスマイナス0ってことですね」

岡崎:「そう。俗にいう『儲けがトントン』ってことだね」

松本:「ってことはですよ。限界利益=固定費になる売上高が分かれば、『これだけ売上があれば、
    儲けがトントンになる』ってことが分かりますよね?」

岡崎:「うん。その儲けがトントンになる売上高のことを『損益分岐点売上高』と言います。
    計算式としては『固定費÷限界利益率』って計算をすれば損益分岐点は分かるよ。
    実際にさっきの八百屋さんで計算してみようか。まず、限界利益率はどれくらいになる?」

松本:「大根を100円で売って、限界利益が20円だったから、限界利益率は20÷100で20%です」

岡崎:「そうだね。で、このお店で発生している固定費が1日10,000円だとしたら、1日の損益分岐点売上高は?」

松本:「固定費÷限界利益率って計算をすればいいんだから、10,000円÷20%で50,000円です」

岡崎:「じゃあ、実際それで本当に儲けがトントンになるか検証してみよう」

松本:「はい。まず限界利益の額は売上高50,000円×20%だから10,000円です。
    で、固定費が10,000円だから、固定費10,000円-限界利益10,000円で利益は0円ですね。
    ちゃんと、儲けはトントンになりました」

岡崎:「ちなみに、損益分岐点売上高が分かれば、儲けをトントンにするために必要な販売数も分かるよ」

松本:「そうか、売上高を販売単価で割ったら計算出来ますね。この場合50,000円÷100円で大根を
    500本売れば八百屋さんの儲けはトントンになりますね」

岡崎:「正解!」

松本:「でも、大根を1日500本も売らないといけないって大変だな…」

岡崎:「そうだね。じゃあ、どうすればいい?」

松本:「うーん。限界利益率をもう少し高くすればいいんじゃないかな?限界利益率が40%なら
    10,000円÷40%で損益分岐点売上高は25,000円になりますよね?そうすれば販売数は250本で済みます」

岡崎:「じゃあ、限界利益率を高くするにはどうすればいい?」

松本:「限界利益=売上高-変動費だから、売上高を上げるか、仕入値を下げるかすればいいと思います」

岡崎:「OK!他にも対策はあるけど、何だと思う?」

松本:「えーと…。そうか!固定費を下げればいいんだ。固定費が5,000円なら限界利益20%でも損益分岐点
    売上高は5,000円÷20%で25,000円になりますね。こんなことも分かるんだ。すごいですね損益分岐点」

岡崎:「便利だろ?だから、損益分岐点の計算方法は絶対に覚えておいた方がいいぞ。
    中の人も使うだろ?」

中の人:「そうですね。経営改善策を考えるときはまず損益分岐点は計算しますね。
     で、そこから『限界利益を上げるか、固定費を下げるか』ってことを考えて、限界利益を上げるなら
     『売上を上げるか、変動費を下げるか』って考えるし、固定費を下げるならどの費目を下げるかって
     ことを考えていきますね」

岡崎:「損益分岐点売上高を出発点にして、因数分解していくわけだな」

中の人:「そうです。ちなみに、損益分岐点の計算は別に『儲けがトントン』にするための売上高を求めるだけじゃ
      なくて、『これぐらい利益を出すにはいくら売上高が必要なんだろう?』って計算にも使えますよ」

松本:「それどうやるんですか?」

中の人:「固定費の額に欲しい利益額を足すだけです。八百屋さんの例で言うと、1日1,000円利益を
      出したいなら固定費を11,000円(固定費分10,000円+利益分1,000円)として計算すればいいだけです」

松本:「おー!そういう応用も出来るのか!!便利!」

岡崎:「他にも、限界利益が分かるといいことがあるけど、それは次回にしよう。
    ということで、今回はここまで。次回もお楽しみに!」

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