こんにちは、MPCの中の人です。

私、デスクワークが多くて姿勢が悪いので、姿勢矯正用に
”ジェリーフィッシュチェアー”なるものを買ってみました。

これを仕事イスにしようと思っていますが、どうなることか?

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内山:「オリンピック終わりましたね」

岡崎:「おー、終わったね。いつの間にか始まって、いつの間にか終わっているのが
    オリンピック。中の人は見た?」

中の人:「見ましたよ。そういえばe-Sportsがオリンピック競技になるとかならないとか…」

松本:「あー、そういえばなんかやってますね」

岡崎:「e-Sportsって何?」

中の人:「テレビゲームです」

内山:「海外では結構人気あるみたいですね」

岡崎:「そうなの?それをオリンピック競技にするの??遊んでるだけじゃないの???」

松本:「社長、それ、おっさんの発言だと思われますよ。今やe-Sports=競技って認識の
    人が結構いますからね」

中の人:「そうです。そもそも、将棋とか囲碁だってもともとは遊びだったけど、今は
      ある種の競技って認識されてるじゃないですか?だから、ニュースでも結構取り上げられる。
      多分あと何年かしたらe-Sportsも同じ感じになってるかもしれないですよ」

岡崎:「時代は変わってるね~」

内山:「また、おっさん発言…」

【費用の話】

岡崎:「じゃあ、”おっさん”が今日も話を進めていこうかね…。今日は費用の話をしようと思います。
    『○○費って何だ?』って感じの話をしていこうかな」

内山:「そうだ。松本さん、これ…」

松本:「何ですか?お~、何か色々書いてある」

内山:「うちの決算書に書かれている費用の科目を書き出してきました。多分、これで代表的な
    費用は網羅出来ているかと…」

岡崎:「内山君気が利くね~」

内山:「最近、僕の出番が少ないですからね…。こうやって、自分の存在をアピールしておかないと…」

中の人:「松本さんにポジション奪われてますからね」

松本:「内山さん、ありがとうございます。どれどれ…。あれ?意外と費用の名前って難しく無さそうですね。
    言葉が難しくて、『これ何に使ったお金?』ってなりそうな気がしてたんですけど…」

岡崎:「結構、そのままずばりの名前になってるからな」

松本:「そうですね。”仕入”、”人件費”、”消耗品費”、”水道光熱費”…。ん~???何だこれ?」

岡崎:「どうした?」

松本:「この”減価償却費”って何ですか?」

中の人:「やっぱりそこで止まりましたね」

岡崎:「ああ、止まったな…」

内山:「減価償却費は鬼門ですよね…」

松本:「え?3人ともそう言うってことは、厄介な費用なんですか?」

岡崎:「会計を学ぶものの行く手を阻む最初の壁。それが”減価償却費”だ!
    キン肉マンで言うと”ロビンマスク”」

中の人:「ドラゴンボールZで言うと、”ベジータ”」

内山:「ワンピースなら”クロコダイル”」

松本:「ジャンプ漫画の敵キャラで例えるの止めてもらえますか?40代~20代まで
    網羅したつもりかもしれないですけど、大半の人は『???』ってなってますよ…」

【減価償却費って何ですか?】

岡崎:「じゃあ、解説していこうと思うけど、今回は内山君やってみる?」

内山:「え?僕???」

岡崎:「うん。最近出番少ないからいいじゃん」

内山:「う~ん…。何か微妙な気分…。まあ、いいか…
    えっと、”減価償却費”っていうのは『設備に関する費用です』」

松本:「ほう?ということは、設備を買ったときに計上される費用ってことですか?
    『今期は300万円の機械買いました。だから、300万円減価償却費で計上します』
    みたいな?」

内山:「それが、そうでも無いんだな~。原則として、『今期300万の機械買ったから、300万円全部を
    今期の減価償却費に計上していい』ってものでは無いんですよ」

松本:「え?じゃあ、どうするんですか???」

内山:「分割して計上します。例えば、300万円の機械なら30万円ずつ10年間に分けて計上するとか」

松本:「その10年っていうのはどうやって決めるんですか?」

内山:「耐用年数っていう基準があるので、それに基づいて決めます。詳しくは税理士さんにご相談」

松本:「だけど、どうしてそんなことするんですか?一括で計上しちゃえばいいのに…」

【減価償却費がある理由】

内山:「えっと、そこは…。岡崎さん!パス!!」

岡崎:「いきなりパスしてくるな!設備の購入費を一括計上しない理由だよな?
    そうだな…。例えば、設備を買っていない状態のウチの会社の利益が
    2年前 300万円。1年前 300万円。今期も300万円だったとする」

松本:「はい。順調に利益出てますね」

岡崎:「そう。この数字を見るとウチの会社の業績は順調だ。で、ここで今期1,000万円の
    設備を買って、その1,000万円を一括で償却費として計上したとする。すると、どうなるか?」

松本:「今期の利益が▲700万円になります」

岡崎:「そうだな。会計上はそうなるな。でも、その状態どう思う?」

松本:「おかしいですよね。会社の業績は実際には悪くなってないわけですから…
    会社の実態が利益に反映されてない気がします」

岡崎:「そう。設備投資っていうのは大抵何百万~何億って額を使うわけだ、そんな多額のお金を
    一括で損益計上したら会社の実態が正確に分からなくなる。だから…
    『設備っていうのは大抵何年間も使いますよね?だったら、使う期間の間で均等に費用を配分
    したら、実態を反映した正確な損益が分かるようになりますよね?』っていう考え方で
    耐用年数の期間の間、毎年均等に費用計上する。それが減価償却費だ」

松本:「なるほど。1,000万円の設備費を10年間均等に配分すれば、さっきの例の今期の利益は
    ”200万円”になって、ウチの会社の実態を正確に表すようになりますね」

【減価償却費は現金支出が無い】

松本:「減価償却費がどんなもので何でそんなものがあるのかの理由は何となく分かりました」

岡崎:「よし。じゃあ、そこまで何となく分かったことで、減価償却費のすごーく重要な特徴を
    内山君から説明してもらおう。内山君パス返し!」

内山:「おー、パスが返ってきた。でも、すごーく重要な特徴って何のことですか?」

岡崎:「キャッシュの話」

内山:「あー、そうか!えっと、減価償却費には他の費用には無い特徴があります。
    それが、『現金支出を伴わない』ってことです」

松本:「え?そうなの???」

内山:「よく考えてみて下さい。例えば、今期1,000万円の設備を買ったとします。そうすると
    その代金はいつ支払いますか?」

松本:「今期買ったんだから、今期支払います。あれ?ってことは来期以降は
    減価償却費って費用は計上されているけど、現金の支出は無いってこと?」

内山:「そうです。減価償却費っていうのは『現金支出を伴わない費用』なんです。
    こういう費用のことを…。あれ?なんだっけ??」

中の人:「非現金支出費用」

内山:「中の人、ナイスアシスト!そう”非現金支出費用”と言います」

松本:「ということは、会計上の利益と現金の出入りはマッチしない?」

内山:「するどいですね。そうです。例えば、売上500万円、減価償却費以外の費用400万円
    減価償却費50万円の会社の場合。会計上の利益は…
    500万円-400万円-50万円=50万円ですが、
    減価償却費は現金支出が無いので、現金の出入りは…
    500万円-400万円=100万円になります。そして、この現金の出入りのことを
    ”キャッシュフロー”と言います」

松本:「おー、ついに出てきた!キャッシュフロー!ってことは、利益に減価償却費を加えれば
    キャッシュフローが分かる?」

内山:「うーん、実はそうでもないんですけど…。どうなんでしょう?」

中の人:「まあ、簡易的にはその計算でいいですよ。私もざっくりキャッシュフローを把握したいときは
      『純利益+減価償却費』で計算しますし」

内山:「だ、そうです」

【固定資産の価値は減価償却費分減少する】

内山:「えっと、あと説明しておいたいいことは何かありますかね」

岡崎:「参考程度に固定資産価値の話してもいいかも」

内山:「そうですね。でも、それ僕も上手く説明出来ないので、岡崎さんにパス!」

岡崎:「俺が受け取ると見せかけて…。華麗にスル―!中の人任せた!!」

中の人:「スル―パスするな!えっと、簡単に言うと…
      『減価償却費が計上された分、毎年固定資産の価値は減少します』
     例えば、1,000万円の設備を買って100万円償却費を計上したら
     その設備の資産価値は会計上は1,000万円-100万円=900万円になります」

松本:「何でそんなことするんですか?」

中の人:「設備って長年使ってたら老朽化して価値が落ちるから。でも、価値の落ち具合は
      正確には分からないから、『とりあえず、会計上は償却費分の価値が落ちたってことに
      しておこう』ってことになってます」

松本:「へー。ってことは会計上は100万円の価値があるってされてる設備を実際に売ったら
    10万円だった。ってこともあるんですか?」

中の人:「ありますよ。さっきの会計上の利益とキャッシュフローにアンマッチが
      発生したように。会計上の価値と市場価値にアンマッチが出ることがあります。
      あ、ちなみに固定資産でも”土地”は償却しないので参考に覚えておいて下さい」

松本:「何か厄介ですね。減価償却費」

岡崎:「ということで、減価償却費何となく分かった?」

松本:「ええ、何とか…。『設備に関する費用』『分割して計上する』『現金支出が無い』
    『償却した分資産価値が落ちる』ってことは分かりました」

中の人:「それが何となく分かれば十分です」

内山:「我々の巧みな連係プレーが功を奏しましたね!」

岡崎:「ちなみに、次回も費用の話をするので、お楽しみに!」

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