こんにちは、MPCの中の人です。

最近大雪のニュースが多いですね。昔は他人事で
「へー、大変そうだな~」って思ってましたが、今の仕事ぶりだと
出先でいつ自分が巻き込まれてもおかしくない状況です。

巻き込まれないことを祈りながら冬が過ぎ去ることを祈るのみです。

では、今週から<会計編>本格スタートします!

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内山:「そういえば、本の売れ行きはどうですか?」

中の人:「さぁ?」

岡崎:「『さぁ』ってお前、把握してないの?」

中の人:「だって、まだ発売のアナウンスしてから2週間経ってないですからね…
あ、でも1冊は確実に売れましたよ!」

内山:「お!買ってくれた人がいるんですか?」

中の人:「私が買いました!」

岡崎:「……お前、何でそんなことを?」

中の人:「いや、だって嬉しいじゃないですか。だからアマゾンのHP見て自分で、
ポチって購入するボタン押してみました。そしたら、先日無事に届きましたよ!」

内山:「…自分で書いた本ですよね?自分で原稿持ってるんですよね??なぜお金出して買ったんですか…
そして、その本どうするんですか?自分で読むの???」

中の人:「恥ずかしいから自分では読まないです。勝ったのは記念ですよ。記念!
本はどうしましょうかね…。本棚にでも飾っておきましょうかね」

岡崎:「もう額縁買って、その中にでも入れとけ!」

【決算書って何?】

内山:「じゃあ、そろそろ本題に入りましょうかね」

岡崎:「そうだな。いつまでもコント続けてるとクレーム来そうだし…。で、何の話からしようか?」

松本:「社長。僕からリクエストいいですか?」

岡崎:「ん?ああ、いいよ。何が聞きたい?」

松本:「前回の最後にも出てきましたけど、”決算書”って何ですか?」

岡崎:「決算書?決算書っていうのは会社の業績が書いてある書類だよ。それぐらい知ってるでしょ?
今、内山君が手元に持ってるでしょ?あれのこと」

松本:「あの書類の中のどれが決算書ですか?」

岡崎:「どれがって、あの書類一式が”決算書”だよ」

松本:「書類一式が決算書???」

中の人:「岡崎さん、岡崎さん。ちょっと…」

岡崎:「ん?何???」

中の人:「多分松本さんは決算書の構成が分かってないと思いますよ。
『”決算書!”って書いた1枚の書類がある』って思ってます。だから、
決算書っていうのはP/LとB/Sと…って具合で構成から教えてあげないとダメだと思います。
じゃないと、この後の話についていけなくなります」

岡崎:「ああ、そういうことか…。よし!松本君まずは『決算書って何か?』って話からしよう」

松本:「お願いします」

岡崎:「決算書っていうのはざっくり言うと、”損益計算書”、”貸借対照表”、”販売費及び一般管理費”、
”製造原価報告書””株主資本等変動計算書””個別注記表”から成り立っている。
大きな会社だと”キャッシュフロー計算書”ってのも含まれる」

松本:「ほう…そんなにあるのか…」

岡崎:「ちなみに、正式名称は”財務諸表”と言います」

松本:「”諸表”だからたくさんあるんですね」

岡崎:「そう。じゃあ、それぞれが何なのか解説していこう」

【損益計算書】

岡崎:「まずは”損益計算書”。これは何となくイメージ出来るでしょ?」

松本:「利益がいくら出た。とか会社の損益が書いてある書類ですか?」

岡崎:「そうその通り。『期間中にいくら利益が出たか?』ってことが書いてある一番基本の書類だな。
中の人も会社さんの状態見るときこれから見るだろ?」

中の人:「そうですね。まあ、まずはこれからです。逆に言うと『決算書見せて下さい』って
お願いするとこれしか出てこないケースもあります(笑)貸借対照表とかも見たいんですけどね」

【貸借対照表】

松本:「損益計算書は分かり易くて良いんですけど…。その次の”かしかりたいしょうひょう”って何ですか?」

岡崎:「”かしかり”じゃなくて”たいしゃく”って読むんだぞ」

松本:「あ…。そうなんだ…」

内山:「実は僕も昔”かしかり”って読んでましたけどね…」

松本:「これには何が書いてあるんですか?お金の貸し借りについて書いてあるんですか?」

岡崎:「まあ、ある意味間違ってはないけど、これには『会社の財務状況』が書いてある」

松本:「財務状況?」

岡崎:「現金がいくらあるとか、土地をいくら分持ってるとか、お金をいくら借りてるとか、資本金がいくらだとか
そういう情報が書いてある」

松本:「これ、何に使うんですか?」

岡崎:「ん?それはプロに聞け…」

中の人:「え?何??いきなり私にパスですか???」

岡崎:「うん。たまにはプロっぽいとこ見せてやれ!」

中の人:「”たまには”って…。まあ、いいや…。
えっとですね。分かり易く言うと『この会社お金あるよね?』っていう確認に使います」

松本:「ほう」

中の人:「例えば、松本さんが岡崎さんの会社に200万円お金を貸すとします。そのときに、岡崎さんの会社の
貸借対照表に『預貯金100万、借入金1,000万』って書いてあったらどう思います?」

松本:「この会社大丈夫か?って思いますね…」

中の人:「そうですよね?じゃあ、逆に『預貯金1,000万、借入金50万』だったら?」

松本:「それだったら、会社の利益が出てなくても預貯金から返してもらえそうなので貸してもいいかなって
思います」

中の人:「ですよね。まあ、簡単に言ってしまえばこんな感じでその会社のお金(財務)の状況が
書いてある書類が”貸借対象表”です」

内山:「そういえば、損益計算書を”P/L”、貸借対照表を”B/S”って言いますよね?あれは何かの略語ですか?」

中の人:「はい。損益計算書は英語で”Profit and Loss Statement”と言うので略してP/L。
貸借対照表は”Balance Sheet”なので略してB/Sです」

内山:「英語…。読めない…」

中の人:「グーグル先生に聞いて下さい」

【販売費及び一般管理費】

岡崎:「とりあえずは。P/LとB/Sが分かってればいいけど、ついでだから他も簡単に説明しておくね。
まずは”販売費及び一般管理費”って書いてある書類。これには、P/Lの”販売費及び一般管理費”
の明細が書いてある」

松本:「確かに内山さんの会社の決算書見るとP/Lの販売費の数字とこの書類の合計額は同じですね。
でも、明細って何が書いてあるんだろ…。人件費、電力費、消耗品費、租税公課?なんだこれ??
あ、役員報酬も書いてある!内山さん。こんなに給料もらってるんですか???」

内山:「それ、僕の給料だけじゃないですよ。役員全員分です」

松本:「ちなみに、内山さんはおいくらほど?」

岡崎:「そういうことを聞くんじゃない…」

松本:「ここにはどんな費用を書くんですか?」

中の人:「まあ、俗に”経費”と呼ばれるものが書いてあると思っておけばいいです」

【製造原価報告書】

松本:「”製造原価報告書”っていうのは何ですか?」

岡崎:「これは製品を作るのに掛かった費用が書いてある。材料費とか、工場の経費とか」

中の人:「ちなみにこれは製造業の会社さんにしかありません。で、この書類の”当期製造原価”の
数字がそのままPLの”売上原価”って欄に転記されます。あ、『売上原価って何?』
ってことは次回以降説明するので、今日はそういうもんだと思っておいて下さい」

松本:「あれ?この原価報告書に”労務費”ってありますけど、これって販管費の”人件費”とは
違うんですか?」

中の人:「いいところ気が付きましたね。基本的に”給料”って意味では同じですよ。
ここが製造業のややこしいところですけど、細かい説明をすると長くなるので、それは
後々説明します」

岡崎:「そういえば、中の人は製造原価報告書も見るの?」

中の人:「見ますね。というか、場合によってはPLよりも重視します。製造業さんの場合、ここに書いてある数字が
PLの結果に影響していることがほとんどなので…。だから、『決算書下さい』って言って
PLしか出てこないと困っちゃうんですよね…」

【その他の書類】

岡崎:「その他の書類は説明する必要あるかな?」

中の人:「”株主資本”と”個別注記表”の説明は要らないですね。こんなのよっぽどのことが無い限り見ないですし、
見てるのは税務署の人ぐらいじゃないですか?だけど、後々のために”キャッシュフロー計算書”だけは
説明しておいた方がいいかも」

松本:「じゃあ、最後に”キャッシュフロー計算書”なるものの説明お願いします」

岡崎:「これはその名の通り、会社のキャッシュ(現金)のフロー(流れ)が書いてある書類」

松本:「現金の流れ?そんなのPL見たら分かるじゃないですか?」

中の人:「それがそうでも無いんです。会社の利益=現金じゃないんですよ。これが会計の分かり辛いところでも
あり、怖いところでもあります。キャッシュフローについては超重要なので、またじっくり説明します。
今日のところはこれだけ覚えておいて下さい。『キャッシュフローが赤字になったらやばい!』」

岡崎:「確かにキャッシュフロー赤字はまずいな…」

内山:「うん。僕も難しいことは分からないですけど、キャッシュフローが赤は良くないってことは知ってます」

松本:「え?何??皆さんそう言うってことはよっぽどの事なの?じゃあ、早く教えて下さいよ!来週の
テーマはキャッシュフローでお願いします!!」

中の人:「ところがそうもいかないんですよね~。キャッシュフローを理解するためには、その前に
知っておかないといけないことがいくつもあるので…」

岡崎:「じゃあ、今週はこれぐらいにして、次回はPLの読み方やっていこうか」

中の人:「そうですね。じゃあ、今回はここまで!次回もお楽しみに!!」

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