こんにちはMPCの外山です。

<人材育成編>も開始してから3か月以上経つので、そろそろ一旦キリを付けようかなと
思っています。まだ書きたいことはあるんですけどね…。
シリーズ物とは言いながらも毎回思いつきでテーマを決めているので、書いているそばから
「あれ書きたい」「これも言っとかないと…」ってなってます。

さて、今週はサブタイトルが「失敗を活かす方法」ってなっていますが、
「上手な失敗の仕方」みたいにすべきでしたね…。
このメルマガではたまに(というか、”よく”?)サブタイトルの付け方は失敗します…。
(一応サブタイトルは本編書いたあとに書き直したりしてるんですけどね…。それでもやらかします…)

【大けがをしない失敗をしよう】

先週から「失敗を恐れるな」「成長するためには失敗も必要」といった話をしている訳ですが、
失敗をするときには大切なことがあります。「大けがをしないようにしましょう」

失敗することで再起不能になるほどの大けがをしてしまっては元も子もありません。
「従業員さんを育てるためだ」と言って失敗させたことで、会社が傾いたら目も当てられないですからね…。

ですので、失敗が予想されるときあらかじめ大けがをしないように予防をしておくことが大切です。所謂”リスクヘッジ”です。
基本的な予防方法は前回話をした3つです。(基本的な予防法というか、私が常に気を付けていることですね)

予防法1 「小さく始める」

何事も失敗のリスクがあるときは、いきなり本番をやらないほうがいいです。
まずは前段階としてテストをしましょう。

商品を開発するなら試作品を作ってみたり(β版ってやつです)新しい設備を買うならいきなり
何台も買うのではなくて、まずは1台2台試しに買ってみたり、仕事を任せるのであれば、
一部のみ、とりあえずやらせてみるといったように小さく始めましょう。

「そんなの当然でしょ?」って思うかもしれませんが、たまにあるんですよ、いきなり本番に挑んでしまうケースが。
「まだ売れるか売れないか分からないのに、お金をぶち込んで商品開発をした」とか
「何千万円もする設備をいきなり何台も買った」とか「営業の経験が少ない人に重要なお客さんをいきなり任せた」とか
「株式投資なんてやったことないのに、何百・何千万円も金融商品をいきなり買った」とか
「お店なんて開いたことないのに、土地まで買ってお店建てちゃった」いう事例が…。

いきなり本番に挑んで人や金・時間を大量に投入すると失敗したときに大けがをします。
ですので、まずは小さく始めて、徐々に大きくしていくことが大切です。

予防法2 「逃げ道を作っておく」

「不退転の決意」「背水の陣」言葉はかっこいいですね。男らしい響きがあります。マッチョです。
ただ、これは言葉の綾と言うか、表面上の話です。

成り行き上、逃げ道が無くなってしまうのは仕方がありません。ただ、逃げ道が作れるのに
その準備をしておかないのは駄目です。ましてや、自分で逃げ道を無くしてしまうのは言語道断です。

どんなことでも、失敗が予想される場合は必ず逃げ道=バックアップ・代替案を用意しておきましょう。
「これが、こうなったら代替案に切り替える」ということまで事前にしっかりと考えておきましょう。

逃げ道さえあれば大抵のことは何とかなります。逆に言えば、逃げ道が見つからない、もしくは
実行不可能なことは最初からやっては駄目です。

予防法3 「余裕を持つ」

お金も人も時間も常に一定の余裕を持っておきましょう。正直なところ、これが究極のリスクヘッジです。

私は企業が利益を出して内部留保を溜めておくのはこのリスクヘッジを行う意味合いが強いと思っています。
内部留保が多ければ失敗を許容出来る範囲も大きくなりますからね。それだけ、新しいことにチャレンジ出来ます。

だから、利益が出るのに「節税のため」と言って無理矢理利益を出さないようにするというのも、
あまり好ましいことではないです。もちろん、節税することでキャッシュが増えるなら上手にやって欲しい
ですけど、ただ、「税金払いたくない」っていう理由だけでやるのはどうかと思います。
(この当たりの話は会計の話をする機会があれば詳しくします)

以上が、「失敗大王」と呼ばれた(?)私が考える大けがをせずに上手に失敗をする方法です。

【反省のやり方】

あともう一つ重要なことをお話ししておきます。

先週「失敗したらその後の反省が大切」と言いましたが、この時に気を付けて欲しいことがあります。

「人を責めず、問題を責める」です。

反省をするときに失敗した「人」を責めてしまう場合があります。失敗した人の姿勢とか性格とかそういう
ことを責めるということです。自分自身のことを反省する場合に「俺はこういう性格だから…」って考えたり
することも同じです。そして、人を責めることで反省したと思い込むわけですが…。

はっきり言って、こんなことしても意味がありません。

大切なのは「何がいけなかったのか?」という「問題」を責めることです。「責める」というと言葉が良くないので、
「分析する」って言ったほうがいいかもしれませんね。

反省したときに「問題」を責めれる人や組織は失敗を活かすことが出来ると思いますが、「人」を責める人や
組織には失敗を活かすことは出来ないと思います。

最後に余談になりますが、本来問題を議論することが仕事なのに、人ばかり責めている人たちの皆さんよく
ご存じの集まり(機関)がありますよね。それが何かは書きませんが、このメルマガでは度々登場して
私が事あるごとに文句(愚痴)を言っている集まりのことです。
ああいうことばかりしてるから世の中良くならんのだ…。

ということで、失敗についての話は以上です。
失敗は怖いですが、しっかりと向き合っていけば大きな学びのチャンスになります。
皆さんも上手に失敗を活かしていきましょう。

では・・・。

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