こんにちはMPCの外山です。

週末からGWに入るので、今後の配信予定のご案内です。

GW中の5月2日(火)分及び5月4日(木)はメルマガ配信はお休みと
させて頂きます。

ですので、次回の配信日は5月9日(火)予定です。

さて、前回「仕事」と「作業」の違いの話をしました。
で、前回なぜそんな話をしたのかというと、それが効率化とか
生産性を上げるってことにつながってくるからです。

今回は仕事と作業を分けることがどのように効率化につながるのかのお話をしていきます。

【ムダって何?】

「仕事を効率化する」っていうと、まずどんなことをするイメージがありますか?
大体皆さん共通してイメージするのが「ムダを無くす」ってことです。
ムダなことが無くなれば、その分仕事がスムーズに進んでいきますからね。

でも、ここで一つ疑問が浮かびます。ムダって何ですかね?どういうことがムダなんでしょう??
これ結構難しい質問ですよ。一見するとムダに見えてもムダじゃないこともありますし、
逆にムダじゃないように見えてもムダなことってありますからね。

じゃあ、「ムダ」とは何か?それは…
「付加価値を生んでいない行為」
これがムダです。

「付加価値を生んでない行為」って前回も出てきましたね。前回説明した「作業」のことです。
ということはつまり、「作業」=「ムダ」ってことです。

ちなみにこのムダの考え方のベースはトヨタの考え方です。
トヨタの場合は私が今回言っている「仕事」を「働き」、「作業」を「動き」と言ったりします。
表現は違いますが、「付加価値を生んでいない」=「ムダ」って考えることは同じです。

【効率化する・生産性を上げる=作業を減らして付加価値の純度を高めること】

「作業」=「ムダ」ということになると、仕事を効率化するとか生産性を上げるというのは、
「作業に使っている時間を減らす」っていうことになります。

言い換えると、「付加価値(を生んでいる時間)の純度を高める」ってことです。

前回の私の例で言うと、私の一日の稼動時間12時間のうち
仕事に費やす時間は5時間、作業の時間は7時間でした。
一日の稼働時間のうち付加価値を生んでいるのは40%です。

これを50%、60%と高めていくことが、効率化する・生産性を上げるってことです。

(ちなみに、前回の例は良い日の話なので、実際の付加価値率は20%ぐらいです。
実際に自分の仕事で調べてみるとわかりますが、1日の業務のうち本当に
仕事をしている時間って意外と少ないですよ)

「作業を減らしましょう」ってなってくると、じゃあどうやってやりましょうって話になるんですが、
その話をしちゃうと新シリーズが始まってしまうので、今回は止めておきます。

【どうして日本は生産性が低いと言われているのか?】

さて、今回はまだメルマガの分量に余裕があるので、最後に少し大きな話をして終わります。
(余談だと思って読んで下さい)

日本って生産性が低いってよく言われますよね。
で、最近それが何でかって思うわけですが、一つの要因として「仕事」ってものに
関する認識の違いがあるのかなって思ったりもします。

もっと簡単に言えば「仕事と作業の区別が付いているか?」ってことです。

これは勝手な偏見ですが、日本人の場合国民性が真面目なので仕事と作業の区別が
付けられている人が少ないんじゃないかと思います。
(ちなみに”付けられている”には2つ意味があって、「そもそも仕事と作業の違いを認識していない」って
いう意味と、「認識はしているけど、周りの空気があるので言い出せない」って意味です。後者はしょうがない
部分もありますが、前者の場合はちょっと問題です)

要は、「自分のやっていることは全て「仕事」だ」と思って、実は付加価値が付いていない作業も
時間をかけて真面目にやってしまっているんじゃないか?ってことです。
なので、与えられたことをそのまま素直にやってしまって、結果生産性が悪いってことになっている気がします。

具体的な例をあげると、昔からこうしているからって理由で余計な作業をしたり、あまり意味の無い会議をしたり、
やたらめったら資料を取り揃えてみたり、「付き合い」という名目で引き回されてみたり…とかそういうことです。

あと、逆に「効率・生産性を上げる」って言葉だけ独り歩きして、本当は削っちゃいけないことまで削っていることも
あると思います。

こっちの具体例は例えば、現場に行く時間がムダという理由で現場を見に行かなかったりとか、
仕事中のちょっとした雑談を厳しく注意したりとか、まあ、そんなところです。

こんな問題も「仕事」と「作業」が区別出来るようにしていけば、解決出来るんじゃないかと思います。

ということで、今回は「仕事」と「作業」の区別と効率化の話でした。
今回はここまで。

みなさんGWを有意義にお過ごし下さい。

では・・・。

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