こんにちはMPCの外山です。

梅の花が咲き始めました。これから徐々に暖かくなってくると
思いますが、この季節はなんだかワクワクしますね。
(花粉症の人は大変だと思いますが…)

さて、今回は先週までの「例え話」に続いて、分かりやすい表現をするための
ポイントの話です。

【相手に合わせた言葉を使って話そう】

前回岡崎さんが紹介していましたが、ギリシャの哲学者のソクラテスという人が
こんな格言を残しました。

「大工と話すには大工の言葉を使え」

意味は「人と話すときには相手が分かる言葉を使いましょう」ってことです。
「相手に合わせて言葉を変えなさい」とも言えますね。

よく「分かりやすい言葉(表現)」と言ったりしますが、この「分かりやすい表現」とは何なのか?
それは「普段自分が使っている言葉」です。

大工さんなら大工仲間で使っているような言葉、若者なら若者が使っているような言葉で
話をされるのが一番分かりやすいです。
仮に自分が若者だったとして、おじいちゃんおばあちゃんが使うような言葉で話しをされても
「ん???」ってなるじゃないですか?逆に小難しい話でも、自分が普段使っている言葉で
話をされれば「あー、何となく言ってることは分かるかも…」ってなりますよね?
「大工と話すには大工の言葉を使え」っていうのはこういうことです。

実際私はこの「大工の言葉を使う」ってことには結構気を使っていて、このメルマガも
なるべく専門用語とか横文字は使わないようにして、出来る限り普段皆さんが使っているであろう
言葉で書くようにしています(って言ってもたまに出てきますが…)

あと、口調も多少日本語としておかしいなって思っても、普段話しているような口語調で書いてます。

仮に私が「売上を伸ばすための方策として、CSを向上させて顧客のロイヤリティーを確固たるものに
しましょう。そのためにはCRMの活動を開始すべきです」

って言ってもよく分からないですよね?なので、普段は同じことをこんな感じで話します…

「売上を伸ばすためにはですね。まずお客さんに「また買いたい・使いたい」って思ってもらうことが
重要ですよね?そう思ってもらえたら、お客さんは離れていき辛くなりますから。
そのためにやることですけど、まずはお客さんと話をしてもらって、その人の好みとか要望とか
そういう情報を集めていきましょうか。あと、集めた情報は記録に残しておくと皆で共有出来て
、後々役に立つと思うので記録に残すようにしていきましょう」

このメルマガは大体こんな感じの表現で書いてありますよね?

だからと言って私が最初の「CSが~」って表現を使わないわけじゃないです。
こういう略語とかカタカナを連発した表現の方が伝わりやすいなと思えば、こういう話し方をします。
(略語とかを使う人に対して、下の噛み砕いた表現を使うと話が回りくどくなって逆に分からなくなるので…)

いずれにせよ、相手によって使う言葉は変えています。

【コミュニケーションの主役は相手】

これもしかしたら<コミュニケーション編>で書いたかもしれないですが、大切なことなので
もう一回書いておきます。コミュニケーションを取るときに気を付けてもらいたいことですが…。

「コミュニケーションの主役は”相手”だ」ってことです。

これは、ドラッカーさんが言っていたのですが、その通りだと思います。

プレゼンと言うと、話すのは”自分”なので主役を”自分”だと思ってしまいますが、
それはよくある勘違いで、実際の主役は”相手”です。
だから、”相手”を基準にして言葉は使わないといけないですし、相手を少しでも
知っておくことが重要です。

【大工の言葉を使うためのトレーニング】

今回はボリュームが少ないので、最後に少し余談として大工の言葉を使うための
トレーニング方法を書いておこうと思います。

トレーニングと言ってもそんなに難しいことではありません。実際にやることは…

「家族や友人の方などに自分の仕事の話をしてみましょう」

仕事の話はちょっと嫌だとか話し辛いって方は別に趣味とかの話でもいいです。

とにかく専門的な内容を含む話を素人の人にしてみましょう。家族とか友人の方だったら
相手がどんな人でどんな言葉を話すかよく分かりますよね?

これ結構やってみると難しいですよ。あと、自分が「当たり前」と思っている言葉が
いかに「当たり前でないか」も実感できると思います。
今晩からでも実践出来るので、興味がある方は是非やってみて下さい。

ということで、<プレゼン編>第1部「事前準備」は今回で終了です。
次回からは第2部「書く技術」に入っていきます。

「何を書こうかな~」って感じですが、まあ、細かいテクニカルな話を書いていこうと思ってます。

では・・・。

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