こんにちはMPCの外山です。

最近残業時間の問題が色々とニュースで出ますね。
「人手不足なのに…」とか色々言いたいことはあると思いますが、
規制が入るのは間違いが無いので早めに対策を考える必要はありますね。

「昔はもっと働いてたのに…」って昔を懐かしんでもどうしようもないですから。

さて、今回は前回までやっていた「例え話」に続いて「表現」の話です。

では、どうぞ!

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内山:「いや~、今日は疲れた…」
岡崎:「どうしたの?」
内山:「実はうちも業務管理のシステムを入れようと思って、システム屋さんと打ち合わせを
    してたんですけど、それで疲れちゃいました」
岡崎:「そんなに長い打ち合わせしたの?」
内山:「いや、打ち合わせ自体はそんなに長くなかったですよ。ただ、専門用語とかが多すぎて、
    話聞いてるだけで疲れちゃいました…。「御社の基幹システムを…」とか「クラウドを使って…」とか
    言われても訳が分からないです。結局、何の話をしてたのか…そもそも、あれは
    日本語だったのか…」
岡崎:「それはお疲れ様。まあ、内山くんもある程度予備知識は勉強した方がいいと思うけど、
    業者の担当者さんももうちょっと説明の仕方を工夫しても良かったかもね。
    折角いいこと話していても、表現が悪くて伝わらなかったら意味ないし」
内山:「そうですよね」
岡崎:「じゃあ、今日は人と上手にコミュニケーションを取るために覚えておくべき
    格言を一つ紹介しよう」

【「大工と話すには大工の言葉を使え」】

内山:「覚えておくべき格言ってどんな格言なんですか?」
岡崎:「大工と話すには大工の言葉を使え」
内山:「大工と話すには大工の言葉を使え…。どういう意味ですか?」
岡崎:「まあ、簡単に言っちゃうと、「人と話すときは相手がどんな人か考えて、
    その人が分かる言葉で話しなさい」ってことかな…。相手の目線で言葉を選んで
    話をするって考えてもいいかも」
内山:「ほー、なるほど。相手が大工さんなら大工さんが普段使っているような言葉で表現すべきだし、
    農家さんなら農家さんが使っている言葉で表現しなさいってことですね?」
岡崎:「そういうこと。もともとはギリシャの哲学者のソクラテスって人が言った言葉なんだけどね」
内山:「ソクラテスって街行く人に議論吹っかけてた人ですか?」
岡崎:「妙な知識知ってるね…」
内山:「いや…。昔何かで名前聞いたときに、「暇なおっさんだな…」って思ったもんですから」
岡崎:「まあ、ソクラテス云々はどうでもいいんで、今回は「相手に合わせた言葉をつかいましょう」って
    ことだけ覚えておいて」

【とにかく相手のことを知る】

内山:「大工の言葉で話すためにはまずは何をしたらいいんですか?」
岡崎:「そうだね。まずは、相手がどんな人かをきちんと知っておこう。地位とか立場とか
    職種とか業種とか経歴とか、個人的に仲良くなってきたら趣味とかも知っておくといいね」
内山:「とにかく相手に関する情報を集めるんですね」
岡崎:「そういうこと。そうやって情報集めたら「この人はこれは詳しい、これは詳しくない」とか
    そういうことが推測出来るようになってくるでしょ?」
内山:「確かに相手のことが分かってきますね。あと話すときの距離感っていうのか
    そういうことも分かってきますね」
岡崎:「そう。そうしたら、相手に合わせて話し方とか言葉を選ぶことが出来るでしょ?」
内山:「そうやって考えると、プレゼンの準備段階で「相手が誰か」ってことを確認しておくことって
    重要なんですね」

【自分の常識は相手の非常識】

岡崎:「あと、これは心構えみたいな話になっちゃうけど、自分が当たり前に知っていることを
    相手も当然知っているって思ったら駄目だよ」
内山:「あー、岡崎さんがたまに言う「自分の常識は相手の非常識」ってやつですね」
岡崎:「そう。それ。だからこそ、相手のことを知って、どこまでが常識でどこからが非常識って
    ことを確認することが必要なんだけどね」
内山:「常識の共有ですね」
岡崎:「お!いいねその”常識の共有”って言葉。これから使わせてもらおう。
    で、常識の共有をして、相手の非常識に当る言葉は、言葉の言い換えとか詳しい説明を
    したりすることが大切だね」

【専門用語・カタカナ用語に気を付ける】

内山:「他に大工の言葉で話すために気を付けておいたほうがいいことってあります?」
岡崎:「うーんそうだな…。俺は専門用語とかカタカナ用語には気をつけてるかな…」
内山:「確かに専門用語とかカタカナ用語ばかり使われると意味分からないですからね…」
岡崎:「まあ、「何が専門用語か?」って判断するのは難しいんだけどね。とりあえず俺は
    専門書(教科書)に書いてあることは専門用語って判断してるけど…」
内山:「とにかく日常生活で聞きなれないような言葉は気を付けたほうがいいですね」
岡崎:「まあ、そういうことだね」

内山:「でも、今回の「大工の言葉で…」っていうのは意外と出来てないことも多いから
    これからちょっと気をつけてみますね」
岡崎:「ちょっとしたことだけど、意外と言葉を変えただけで急に話が伝わりやすくなることも
    あるから是非参考にしてみて。で、話変わるけど、事前準備の話は今回で終了。
    次回からは「書く技術」の話をしていくからね」
内山:「資料作りとか文章の書き方の細かい話ですね。楽しみにしときます」

ということで、プレゼンの事前準備の話は今回で一旦終了です。
次回からは「書く技術」の話をしていきます。細かいテクニカルな話が多くなるかも
しれませんが、お楽しみに!

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