こんにちはMPCの外山です。

梅雨に入ったので皆さん傘を使うことが多いと思います。
傘と言えば、私は人よりも傘の消費量が多いです。なぜかと言うと…。

行く先々で傘を忘れてくるからです。

「今日は傘忘れないぞ!」と言ったにも関わらず、その30分後には傘を忘れてくる始末…。
「良い傘にしたら忘れないよ」と人に言われたので、試しに”良い傘”にしてみたら
今度はその”良い傘”を忘れてくる始末…。

皆さんこの時期はくれぐれも傘の置き忘れにご注意下さい。

さて、前回から「イノベーションとは何ぞや?」みたいなことを書いているわけですが、
今回もその続きです。

【開発した技術や商品が「当たり前」になるまでがイノベーション】

前回の最後でイノベーションの定義として…。
「昔は出来るなんて想像出来なかったけど、今は「当たり前」になってしまっていること」と書きました。

じゃあ、イノベーションがどのように起こるのかというと…

①「不可能だったことを可能にする技術や商品が開発される」
          ↓
②「開発された技術や商品が普及する」
          ↓
③「その技術や商品を使うことが当たり前になる」

このようなプロセスを経てイノベーションは起こると私は考えています。
要は、開発した技術や商品が普及してそれを使うことが当たり前になる段階まで行って初めて
「イノベーションが起こった」と言う事が出来るってことです。

だから、新しい技術や商品が開発された段階ではそれがイノベーションを起こすかどうか分からない
=イノベーションは後付けの論理だ。と前回言ったわけです。

【新しい技術や商品を開発するだけでは不十分】

ということはつまり…。

『(会社や世の中に)イノベーションを起こしたければ、技術や商品の開発だけでなく、
それを普及させて、当たり前のものにしなければならない。』

ってことです。

要は「新しい技術や商品を開発したら劇的に何かが変わるってわけじゃない」ってことです。
きちんとそれを普及させて初めて、何かが変わり始めます。

【イノベーションはじわじわ進むもの】

イノベーションには「開発された技術や商品が普及する」というプロセスが必要不可欠です。
で、この「普及する」という現象はある日突然発生するわけではありません。
普通は、何ヶ月・何年もかけてじわじわ進みます。
だから、イノベーションを起こすような技術や商品が開発されてもその効果が出てくるのは
先の話です。

よくテレビとかで「経営が不調の会社が新商品を開発して業績アップ」みたいな番組がやっていますが、
あれもよく見ると、「商品開発」と「業績アップ」の間にはタイムラグがあったりします。
逆に「商品開発」から「業績アップ」までのタイムラグに耐え切れず、泣く泣く諦めたりする会社もあります。

だから、何かしらのイノベーションを起こそうと思う場合は、
『イノベーションには時間が掛かる』という認識で取り組まないといけません。

【別に大きなことだけがイノベーションじゃない】

ということで、2回に渡ってイノベーションについて書いてきたわけですが、最後にもう一つ。

イノベーションというと「世の中を変える大きなこと」のようなニュアンスがありますが、
私はそんな「大きなこと」だけがイノベーションだとは思っていません。

私の定義では「今まで出来なかったことが、当たり前のように出来るようになる」ことが
イノベーションなので、その影響度の大きさは関係ありません。

つまり、「今まで挨拶をしなかった会社が、皆元気に挨拶をするようになった」とか
「今まで落ちていたゴミを誰も拾わなかったのが、拾うようになった」とか
そういうこともイノベーションです。

イノベーションというと「大きなこと」「派手なこと」というイメージが出てしまいますが、
こういうちょっとしたこともイノベーションになるんだということを心に留めておいて頂ければと思います。
(というか、こういう「小さなイノベーション」の積み重ねが大切だと思うんですけどね)

ということで、今回はここまで。
次回から新シリーズ<情報編>開始です。

あと、以前予告した通り次回から内容のリニューアルも行います。お楽しみに!

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