こんにちはMPCの外山です。

ここのところ連続で冒頭に「真面目なこと」を書いているので今回もそうします(笑)
前回選挙権の話でしたが、今回も続きです。

皆さん選挙って誰のために行くのかって考えたことありますか?「今の自分達のため?」「あんまり考えたことないや?」
人それぞれ意見はあると思いますが、私は「自分たちの次の世代。つまり子供とか孫、さらにその先…」の
ために行くものだと思っています。「自分たち」とか「今」のためじゃないんですよ。自分たちはいいですよ。
今の政治が良くなくても自分たちが頑張ればいいんですから。

でも、子供とか孫の世代はそうじゃないですよね。彼らは我々大人と違ってまだ頑張りようが無いんですから…。
じゃあ、誰が頑張るのか?我々大人です。我々大人が自分なりにしっかり考えてた上で、
「私は将来の世代のために日本(地域)をこうしたい!」っていう意思表明をしに行くのが選挙です。

もし仮にですね。「政治のことは難しいから良く分からない」とか「誰に投票したとしても一緒」って理由で
何も考えずに適当に投票して、10年後・20年後の世の中がおかしくなった時に、子供とか孫から
「どうしてこんなことになったんだ?昔はどうだったんだ?」って聞かれたらどう答えます?
少なくとも、「私はこう考えてこう判断した」って言いたいじゃないですか。

で、何が言いたいかというと、
「選挙に備えて今のうちから、情報集めるなり、考えるなりして大人としての責任を果たしましょう」
ってことです。

ってことを先日スーパー銭湯で知らない子供と話した後にふと思ったので書いてみました。
冒頭の真面目シリーズが3回連続したので、次回は適当なことを書きます(笑)

ということで、ここからが本編です。

【前回までのおさらい】

”組織”と”集団”は違う
      ↓
”集団”に「目的の共有」「役割」「行動の統制」が伴ったものが”組織”
      ↓
強い組織ほど「目的の共有」がされている。
      ↓
強い組織は”カリスマ的リーダー”や”スーパースター”がいなくても機能する
      ↓
リーダーの仕事は「メンバーを目的地に導くこと」
      ↓
リーダーの仕事はリーダーだけでは出来ない。フォロワーの存在が実は重要
       ↓
目的は「①シンプルであること」「②分かり易い言葉で表現されること」「③組織のメンバーに関係すること」が重要
      ↓
目的がシンプルで無い(=複雑だと)結局何がしたいか分からなくなる。いろいろやりたかったら優先順位付ける。
       ↓
目的を決めるときにかっこいい言葉を使う必要はない。あと、「組織のメンバーがどうなるのか?」も考える←前回ここ

前回までくどいほど「目的、目的」と言っていましたが、今回からはそれが「役割」に変わります。
ということで、今回からは組織の条件の「役割」の話です。

【ある会社での話…】

以前私がコンサルティングしていた会社さんでの話です。
その会社は10人にも満たないような会社さんだったのですが、そこの社長さんからあるとき
こんな相談がありました。

「ウチの会社は昔から組織として行動出来てないんだよね…。数年前に管理者として
1人採用したんだけど、彼も全く管理者としての仕事してくれないし…。どうしたらいい?」

まあこんな感じです。要は従業員さんが動いてくれないってことです。そこの会社さんの
現場管理の様子とかを色々と見てきて思うところがあったので、当の従業員さんにも
話を聞いてみることにしました。すると…。

「社長が俺に”管理者”としての仕事を期待していることは分かってるよ。でもね、
何すればいいのかが正直分からないんだよ。俺は自分なりにやってるつもりだけどなぁ…」

こんな感じでした。ということで、この問題を解決するためにやったことですが…

まず「業務の役割表を作りました」
”○○さんは▲▲という業務を担当する。””××さんの担当業務は□□。”みたいな一覧表です。
難しく言うと”業務分掌”というやつです。

で、その後
「各従業員さんに役割表を渡して、社長に面談してもらいました」

要は、「あなたの仕事(役割)は○○です。だから××という役職にしています。この範囲での仕事が本来の
あなたの業務です。分からないこととか困ったことはありますか?今後あったら相談して下さい。」

ということを伝えてもらいました。

結果どうなったかというと、徐々に管理者としての仕事をしてくれるようになりました。
あと、社長に相談する内容も「○○君の教育ですが…」とか「仕事しやすいようにレイアウトをこうしたいですが…」
とか、レベルが高いことも話してくれるようになったそうです。

【組織の中での役割は決まってますか?知ってますか?】

上のような例ですが、組織化がまだ進んでいない会社さんではよくあります。
『肩書きを付けたらその仕事をするようになるだろう』
という幻想です。はっきり言っておくとこのようにはなりません!

「肩書きが人を育てる」という言葉がありますが、これにはある重大な前提条件があります。
『肩書きの職務が分かっている』
ってことです。要は『自分の仕事が何か分かっている』ってことです。

ということは「自分の仕事が何か分かってなかったら、いくら肩書きを付けてもその仕事はしない(出来ない)」って
ことです。

これは”部門間”でも同じことです。○○部はこれをする。××部はこれをする。ってことを決めてやらないと
組織としては機能しません。

【最低限やるべきことは決めておく】

ただですね。そうは言っても規模の小さい会社さんだと「ここからここまで」って明確に線引きすることは
難しいんですよね…。人もいないですし…。下手にガチガチに線引きすると上手く行かなかったりもします。
なので、グレーゾーンは必要です。

だからと言って役割を決めなくていいという話ではありません。少なくとも…
『最低限これとこれはあなたの担当です。だからしっかりと責任を果たして下さい。』
という役割は決めておくべきです。

これをやらずして、「あいつは仕事をやってない」とか言うのはおかしいです。
そもそもが仕事をしているしていないの判断をする基準が無いわけですから、判断の妥当性がありません。
あんまりこういうことを繰り返していると、組織の中での人間関係やコミュニケーションにも
影響してくるのでご注意ください。

ということで今回はここまで。
次回も「役割」の話です。

では・・・。

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