こんにちは、MPCの外山です。

アメリカの大統領選挙のニュースをよく見ます。「パンチの利いた人」が予想以上に頑張っています。
パンチの利いた人が言っていることの内容は別として、「こうするぞ!」という目的地を
はっきり主張してくれる点は良いですね。(くどいようですが、内容は別ですよ)

有権者としては支持する/しないの判断がしやすいのでありがたいです。
本来選挙ってああいうものだと思うんですよね。
「私はこうしたいです!皆さん支持して下さい」っていうのが本来の姿であって、
「あそこはこれこれがいけないんです!」「とにかく○○には反対です」
って言っているだけじゃ駄目だと思うんですよね…。
(名前変えたら良いってもんでもないですし…)

さて、今回で<組織編>4回目です。そろそろ話が「何だったっけ?」となる頃だと思うので、
前回までのおさらいを書いておきます。

”組織”と”集団”は違う
      ↓
”集団”に「目的の共有」「役割」「行動の統制」が伴ったものが”組織”
      ↓
強い組織ほど「目的の共有」がされている。
      ↓
強い組織は”カリスマ的リーダー”や”スーパースター”がいなくても機能する←前回はここ

前回”リーダー”の話が出たので、今回は少しリーダーシップ論について触れておきたいと思います。

【リーダーの仕事】

組織(or集団)の中でチームを引っ張っていく人のことを”リーダー”と言います。

経営者(社長)、キャプテン、何かの会の会長、首相・大統領・首長、生徒会長、学級委員長、ガキ大将。
この人たちは皆リーダーと呼ばれたりします。
さて、ここで一つ疑問があります…。

「リーダーって何する人ですか?」

改めて聞かれると困りませんか?
「メンバーにあれこれ指示する人?」
「責任を取る人?」
「メンバーの間を調整する人?」

色々と答えは出るかもしれません。が、上の答えだと不十分です。
間違いではないですが、上のことだけだとリーダーとしての役割は果たし切れていません。
最も重要なことをやっていないからです。

じゃあ、「最も重要なことは何?」という話になるのですが、答えを求めるのはちょっと待って下さい。
一緒に考えていきましょう。

まず、そもそも”リーダー”なる言葉の意味ですが、これ英語です。英語で書くと、
”leader”と書きます。で、この言葉ですが、2つに分けられます。”lead”と”er”です。

”lead”は日本語にすると、”導く”という意味になります。一方”er”というのは”人”を意味します。
”player”とか”teacher”とか”○○する人”と言う時には”er”が付きます。

そうすると”リーダー”というのは「導く人」という意味になります。日本語でも”指導者”って言いますよね?
”導く”って言葉が入っています。ここ重要です!

じゃあ”導く”ってどこに??当然、どこかしらの「目的地」にです。
もう何となくわかってきましたよね?こうやって考えるとリーダーの仕事とは…

『目的地に(メンバーを)導くこと』

です。つまり、「目的地はあそこだぞ!みんなあっちに向かって進むぞ!!」というのがリーダーの仕事です。
ということは、目的地も示さず(分からず)「右だ!左だ!」と言っているだけではリーダーの仕事はしていません。

今回のシリーズが始まってからやたらと「目的の共有が…」と言っていますが、
『目的を共有をさせるのがリーダーの仕事』
です。

極端な話、それだけやっていればリーダーとしての仕事はしていることになります。
逆に、「右だ!左だ」と指示して回ったり、自分でバタバタ動いたりしているだけだと、いくら働いていても
リーダーとしての仕事はしていません。(マネージャーとかプレイヤーとしての仕事はしてますが…)

(余談ですが、単発編の時に「目的地はどこですか?(第64回)」というテーマがありましたが、
あれは、これが言いたいがための伏線です)

【”フォロワー”という存在の重要性】

とは言え、リーダーが「あっちだ!」って言うだけだと中々皆動いてくれないんですよね…。
よっぽど信頼があればいいのですが、それも中々難しいです…。そんな時は、もう一つ重要な
役割を果たす人が必要です。”フォロワー”という存在です。

ごちゃごちゃ私が説明するよりも、この映像を見て頂いた方が早いので、見て下さい。

見ましたか?

「会社で読んでるからユーチューブなんか見てたら怒られるわ!」という人もいるかもしれないので(笑)
私がそんな人のために解説します。(映像見た人はここから読まなくていいです)

まず、一人の男が突然裸で踊り始めます。ここだけ見ると「ただのバカ」ですが、このバカがリーダーです。
しばらくバカが一人で踊り続けていると「二人目のバカ」が来ます。この「二人目のバカ」が重要です。この人が”フォロワー”です。
バカが二人に増えます。そしてしばらくすると…。

「三人目のバカ」が来ます。そしてこの辺りから事態が変わり始めます。踊りに参加する人が4人・5人と増え始めます。
この辺りから”バカ”が”リーダー”になり始めます。

で、最終的にどうなるかというと…。周りにいた全員が踊り出します。

この映像すごくないですか?実はこれ”TED”という番組である学者さんがプレゼンしていた映像ですが、結構衝撃的でした。

この映像で何が言いたいかというと…

『人を動かすにはリーダー+フォロワーが重要』ということと…
『リーダーはまず”フォロワー”を作れ』
ってことです。リーダーが全て頑張らなくてもいいんです。50人いるなら50人動かさなくてもいいんです。
とりあえず、自分を理解してくれる人を1人2人動かすことが重要です。

ちなみに、今考えれば私も学生の時に似たような経験をしています。(多分皆さんもあるんじゃないかな?)

とにかく、組織を動かすためには”リーダー”が注目されがちですが、”フォロワー”という存在も不可欠だということです。

ということで、今回はここまで。
次回は共有できる目的はどう作ればいいのか?ということを書きたいと思います。

では・・・。

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