こんにちは、MPCの外山です。

最近日本史の本を読むことにはまっております。
特に戦国時代~江戸時代初期の大名の動きなんかは企業の経営と同じ
ようなこともあるので、勉強になることが多いです。
そのうち、「歴史から学ぶ経営」みたいなテーマもやろうかな…。とか考えています。
さて、今回は<ロジカルシンキング編>の4つ目のテーマ『グルーピング』についてです。

第1部:原因追究編
・原因追究の基本 ~「なぜ」を常に考える~
・因数分解という考え方 ~問題を細かく分解する~
・グルーピング ~頭の中を整理しよう~ ←今回からここです (サブタイトル変えました)
・因果関係と相関関係 ~「それって本当に原因ですか?」~
・ディスカッションのやり方 ~問題のみを討議する~

第2部:問題解決編
・問題解決の基本 ~「だから何?どうなる?」という問いかけ~
・目的と手段 ~「何のためにそれをやるんですか?」~
・仮説思考 ~シミュレーションをしてみる~

【グルーピングって何ですか?】

では、まず『グルーピング』って具体的に何をするかについて話をします。
とりあえず、下の例を見て下さい。
ある会社で営業会議が行われました。議題は「売上が減少しているのはなぜか?」です。
会議の中で、「売上が減少している原因はこれだと思う」という意見をメンバーから出してもらいました。
すると、こんな感じになりました。

<売上が減少している原因は…>
①競合会社よりうちの商品が高い
②広告のインパクトが弱い(心に残らない)
③新商品がここ数ヵ月出ていない
④営業部門の人員が足りず、十分な営業活動が出来ない
⑤広告を打つ回数が減っている
⑥ウチの会社は生産コストが高い
⑦他の会社と同じような商品ばかり出している
⑧営業のセールストークが下手
⑨商品のキャッチコピーが弱い

こんな感じでいくつか意見が出たとしましょう。これを…

<広告面の原因>
②広告のインパクトが弱い(心に残らない)
⑤広告を打つ回数が減っている
⑧商品のキャッチコピーが弱い

<商品面の原因>
③新商品がここ数ヵ月出ていない
⑦他の会社と同じような商品ばかり出している

<価格面の原因>
①競合会社よりうちの商品が高い
⑥ウチの会社は生産コストが高い

<人の面の原因>
④営業部門の人員が足りず、十分な営業活動が出来ない
⑧営業のセールストークが下手

というように、より大きな分類で括って整理していく作業が『グルーピング』です。

【グルーピングの目的】

じゃあ、このグルーピングという作業は何のためにやるのか?その説明をしていきます。

1)頭の中をすっきりさせる

まずこれです。グルーピングをして原因(論点)を整理すると、頭の中がすっきりします。
例えば、上の例で言うと、グルーピング前は1度に9個の原因が出てくるので、頭の中が
ごちゃごちゃになります。
でも、グルーピングを行っておくと、とりあえず大きく分けて4つの原因に分かれるので、
(原因が4つになったような気がするので)頭の中がすっきりしてきます。
2)考える優先順位を付ける

1)に関係してきますが、グルーピングを行っておくと優先順位が付けやすいです。
例えば、「まずは「広告面の問題」を考えてその次に「価格面」考えて、「人の面」は
最後でもいいな」というような感じで優先順位を付けて物事が考えられます。
3)ダブリを無くす

グルーピングをして整理を行うと、「これと、これは同じことだね」というダブリに気が付くことが
あります。
上の例で行けば、<広告面>の「②広告のインパクトが弱い(心に残らない)」と
「商品のキャッチコピーが弱い」がほぼ同じようなことを言っています。

この場合は、「広告のキャッチコピーが弱い」に統一してしまえば、考える項目が
1つ減るので、楽になります。
あと、少し蛇足ですが、グルーピングが上手く出来るようになると会議運営がスムーズにいきます。

どういうことかというと、グルーピングをせずに会議を行うと、
思いつくままに、「俺は商品力が弱いと思うんだよね~」とか「うちは営業の力が弱いんだよ!」とか
「とりあえず何かを発言しておこう」みたいな姿勢で意見を言う人がいます。

ブレストの段階だったら、こういう発言はありがたいのですが、「何かを決める・検討する」という場で
これをやられると混乱することが多々あります。

これを防ぐためには、ある程度意見が出た段階でグルーピングを行って、
「では、今からは広告の問題について話し合いましょう」といった感じで、議論を誘導してあげると
会議はスムーズに進みます。
(これ以上は、ファシリテーションの話になってしまいますので、今回は止めときます。)

【グルーピングのやり方】

最後にグルーピングのやり方についての話をします。
STEP1 とりあえず思いついたことを書く

まずこれやって下さい。頭の中だけで考えるとそのうちわけが分からなくなるので、
どんな簡単なことでも紙に書き出しましょう。(会議中ならホワイトボードとか)
書き方は箇条書きでいいです。

ポストイットとかを使うのもお勧めです。後でグループごとに分ける作業が楽になります。
STEP2 とりあえずグループごとに分けてみる

項目の書き出しが終わったらグループ分けです。最初はあまり難しく考えなくていいですよ。
「なんとなく、これとこれは同じグループな気がする」とか「同じ単語が書いてあるから」とか
そんな感じで分けてみて下さい。

この時には多少の強引さも必要です。「お前それとそれを同じグループにするのは無理があるだろ」
ってことでも強引に括っちゃいましょう。
STEP3 同じことが書いてあれば統一する

多分グループ分けを始めると「これと、これは同じことじゃない?」という項目が出てきます。
そういう場合は一本化してしまいましょう。
STEP4 グルーピングの切り口をあれこれ変えてみる

STEP3まで出来れば頭の中は整理されてくるので、ここで止めてもOKですが、
「折角なんで、もう少しちゃんとやってみよう」という場合は、このステップに進んで下さい。

切り口を変えると違う考えが色々出てきたりします。

このときに、前回紹介した「公式」とか世の中に色々あるフレームワークとかが
役に立ってくるので、少しずつ覚えておくと便利です。
と、いうことで、今回は『グルーピング』についての話をしてきました。
前回までの因数分解よりは簡単で実践しやすいかと思いますので、
機会があれば是非やってみて下さい。

では・・・。
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今日のひとこと

先日友人が「チューンアップしてたバイクがやっと出来たよ」と言って私に見せにきました。

そして、「これからの時期ツーリング気持ちいいよ」と悪魔の囁きを残して帰って行きました…。

う~ん、バイクどうしようかな…。悩みが尽きない今日この頃です…。
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